雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

一回目のサヨナラ

2008年03月26日 | 徒然
 小山ビルの各職場に行って、転勤のあいさつをしてきた。

 もう二度と訪れることの無いであろう小山ビル。

 15年前に、小山ビルから巣立って行った時は、涙が止め処なく流れてしまったけれど、今回は何とか下瞼の縁で止まってくれていた。

 各職場を回ったけれど、116のところだけは社員達が電話応対をしているので、一部の人達だけにあいさつをしたのだけれど、あいさつを出来なかった社員達が、次々と自分の休憩時間に私の席にあいさつをしに来てくれたのだ。

 ただただ嬉しくて有り難かった。

 段々とビルを離れなければいけない時間が近くなってくる、離れがたい思いがどんどん強くなってきた。

 そして、お別れの時、エレベーターを降りて、ビルから一歩足を踏み出した瞬間、涙が頬を伝った。

 大好きなところだったんだなぁと改めて気付いた。

 あと二回、こんな思いをしなければならない。