雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

ビックリしました

2011年04月27日 | 徒然
 BSフジのプライムニュースで、今後の地震・津波の防災対策について、国の有識者や静岡・鳥取の危機管理の責任ある方を一同に介した討論会が放映されました。

 その中で、ビックリしてしまったのは、過去の地震による津波を想定した現行の防災対策において、静岡では225人、鳥取では15人の死亡者が出るであろうと淡々と喋っている危機管理監の言葉でした。

 防災対策って、一人の死者も出さないことが大前提なんじゃないですか?

 死者数を想定できるということは、津波が来たら危ない地域を限定・特定できているということなんじゃないでしょうか?

 その特定された地域に住んでいる住民に対して、そのリスクをきちんと説明できているのでしょうか?

 生きるものの命を第一義に考える日本の国だと思っていたのですが、大きな疑問が生じてしまいました。

 番組に出ていた有識者達も、「想定外を想定内にすることが肝要だ、現実を見据えての対応が大切だ」などと物知り顔に平然と言っていましたが、想定外を想定内にするって可能なことなの?現実的な対応って何をすればいいの?って思ってしまいます。

 「事件は会議室で起きてるんじゃない」 ぶん殴りたくなりますね。
コメント
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