雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

たまには

2015年11月17日 | 卓球
 まだかすかに種火が残っているので、たまには卓球のことでも書いてみようかと。

 と言っても、例に出すのは、野球のピッチャーの話ですけどね。

 今、プレミア12で「侍JAPAN」が乗りに乗っていますけど、その中でもピッチャーの球速には目を見張るものがありますね。

 10年くらい前までは、140キロの中盤で速いと言われていたのが、今では150キロを超えるピッチャーが何人も出てきましたから。

 一説には、スピードガンの球速表示が昔と今では違うっていう人もいますけれど、見た目でも明らかに速くなっていると思います。

 特に顕著に現れているのが高校生、甲子園に出てくるようなピッチャーは軒並み速くなってますものね。

 何でこんなに球速がアップしたのでしょうか?

 体格が良くなったから? 科学的トレーニングで筋力がアップしたから?

 いえいえ違います、明らかに投げ方が変わったからです。

 一昔前までは、ボールをリリースする際、フリーハンド(グローブを着けている腕)の肘を折り曲げて、体の脇で止めて、胸を張って投げるフォームが理想とされてきました、江川投手や野茂投手のような。(最近では澤村投手がこれです)

 それが、昨日の則本投手なんかは、フリーハンドを背中まで振っています、そんなに力感があるわけではないのに、軽~く156キロ。

 ここが一番大きな違いなんです。

 フリーハンドを体の横で止めるということは、テイクバックからの下半身による回転運動を上半身によって急ブレーキをかけていることになるのです、ゴルフで言うならパンチショット、何とももったいない身体の使い方をしていたわけです。

 フリーハンドを振り切るとコントロールが定まらないという理由で、こういう投げ方が正しいとなったのだと思っていますが、実はこれも大間違い、コントロールもフリーハンドが決めるのです。

 お酒呑まなきゃいけないので、本日はこの辺で

 つづく