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雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

未然に防ぐ手は無かったのか?

2019年10月16日 | 徒然
 先週末の台風19号は、全国各地に甚大な被害をもたらしましたが、私が6月まで暮らしていた『いわき』も、その中に入ってしまいました。

 8年前の震災から立ち直り、「さあ、これから伸びていくぞー」と、街全体が活気づいていたところに、文字通り「水を差された」感じです。

 ですが、東日本大震災は、人智が及ばない天災でしたけれど、今回はちょっと違うんじゃないかとも思っています。

 というのは、4年前の大雨で、私の家の近くを流れる武子川(たけしがわ)が氾濫し、堤防が決壊して土地がガッサリ削られましたが、今回も全く同じ事態になったのです。



 「あの大掛かりな護岸工事は何だったのか?」と。

 結果から見れば、「対症療法でしかなかった」ということになりますよね。

 温暖化が叫ばれるようになって久しく、年々雨風の強度が増してきている昨今ですから、防災基準を抜本的に見直して、河川の氾濫を起こさせない手立てをしなければ、毎年、苦しまなければならない人を作ってしまうと思っています。