退職に伴って提出する各種書類の中に、銀行口座の記入と届出印が必要なものがあったので、女将さんに預金通帳と印鑑を出してもらって会社に向かったのです。
今週は、毎日送別会が入っているので、
「大事なものだから絶対に無くさないでね」
と何度も女将さんから念を押されて。
そして送別会も終わり、23時半くらいに帰り着くと、
「お帰りー、無事に帰ってきて良かったー」
と女将さんが出迎えてくれたので、
「俺がじゃなくて、通帳と印鑑がだろ?」
と言うと、
「そう!!」
と、満面の笑みを浮かべて答えた女将さんでした。
どうやら、私の命の重さは、通帳と印鑑より軽いものだったようです。
本日も、元気に出勤。