明日(7/10)は “クリニック” イベント開催の日。
最近、なぜか、乗り難さを感じていた VTR君。 妙に素っ気なく、”つっけんどん” な態度を振る舞う態度が気になっていた。日頃、あまり乗ってやっていない後ろめたさもあって、少し機嫌を取る為に、一度、身体のコリをほぐしてやって、きちんと整体をしてあげる事にした。
エンジンマウント 左右 6ヶ所とスインアームのアクスルシャフト、そして リアのサスペンションユニットの上下2ヶ所のマウントボルトを緩め、車体を正立させてたまま、ゴムハンマーでエンジンからフレームまで衝撃を与えて、一旦放置。
それから、エンジンとスイングアームピポットを結ぶ、プレート状のサブフレーム左右 4ヶ所のボルトを指定トルクで締め、次に、スイングアームピポットシャフトも指定トルクで締め、そして、エンジン中央部とフレームをつなぐ左右2ヶ所のボルトも指定トルクで締めてあげた。最後に、サスペンションユニットの上下マウント用ボルトを指定トルクの 2割減で締めてあげた。
さあ、機嫌は直っているだろうか?と、燃料タンクやシートを元に戻して、路上につれ出してあげようとして、すぐに、変化に気付いた。1st ギアに入れた時のショックが少ない。まるで、超高性能のエンジンオイル添加剤を入れた様な感じだ。走り出せば、もっと多くの違いに気付いた。 真っ直ぐ、気負い無く、スーと走ってくれるのだ。 当然、シフトチェンジもスムーズになっている。さらに、アクセルを戻した時もスムーズになっている。このスムーズさを体験したお蔭で、昨日はでは車体後部が左右に少し揺れる症状があった事に気付かされた程だ。
アクセルワークへの神経質な動きが少なくなったので、ターンはうんと楽になった。まるで、一気に上達した様に感じられるほどで驚いた。これで、明日(7/10)の現地への往復は随分楽しくなるだろうし、もっと、イベント開催が楽しみになった。 興奮して眠れないほどで心配になる程だ。
これは、きっと、全国の VTR君もご機嫌になるメニューに間違いない。 エンジンがフレームの一部を担当しているから、きっと、大きな変化が生まれたのだと思う。エンジンガードやスラッシュガードなど、後付けでサブフレームを取り付けていない限り、必ず、生まれ変わるのは感じられるだそう。
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