草花探訪

季節の草花苗づくり

暦のうえでは「立秋」ですが

2017年08月09日 | 花の写真

ゆっくりとしたスピードで各地に大きな被害を与えた台風5号が去りました。

私の住む京都市では顕著な被害似合いませんでしたが、すぐお隣の県では「50年に

一度の記録的な大雨」で甚大な被害を受けておられるのを知り、心が痛みます。

この台風による我が家の被害はなかったのですが、17年間続いた孫たちとの「海水浴旅行」

が途切れてしまいました。

 

私には二人の息子家族と3人の孫がいます。大学生になった孫娘が2歳の時から、毎年この

時期に、孫たちの家族を連れて京丹後市の浜詰海岸(夕日が浦)に出かけていましたが台風で

中止になったのは今回が初めて。

ここの海岸は遠浅で波もなく、「夕日百選」に選ばれているきれいな浜。

ずっとずっと昔の昭和40年に、勤務校の付属中学校の「臨海学舎」を開いた場所で、それから

の付き合いが続いている思い出の浜です。

下の写真は4年前(私は77歳)のものと、昨年の長男一家のものです。三人いる孫の一番下が

今年小6になり、私も81歳のジジイですから今年を区切りにと考えていたところだったのです。

老体には海に入って孫を見張るだけでも疲れを感じこのあたりが潮時かと。

 

着実に進行する「老い」、今まで苦も無くできていた、ちょっとしたことができなくなり、

少し体を動かすとひどく疲れを感じます。

私は81歳、平均寿命と健康寿命が一致するところまで頑張ってこられました。これからも

できるだけ長く誰の手も借りずに一人で「自立生活」を過ごしたいと痛感する昨今です。

先日(2日)にあった病院での定期検診と主治医の診断、検査結果が良好でした。

主治医の先生に励まされて、それまで苦痛だった日課のウオーキングへの意欲が出てきました。

 

早朝5時にスタートです。7月には夜が明けていたのが8月初めの日の出の時刻は5時過ぎ、

夜明けの空の景色にも変化が感じます。

写真は晴れの日の自宅を出てすぐの北野天満宮から眺めた比叡山です。

実家が信仰するお寺にお参りして20分ほど過ぎて戻ってくる頃、下の写真のように夜が明け

風景は白っぽくみえます。

この頃、蝉の大合唱も始まりますが、クマゼミは明るさよりも気温が約27度になると鳴き始める

ように思います。クマゼミ(シャア・ シャア)の声にかき消されがちですがよく聞くとその前に

アブラゼミ(ジイイ・ ジイイ)が鳴き始めすぐ追いかけるようにクマゼミが。

8月に入ってからはヒグラシも鳴き始めました。

今、北野天満宮の社は勿論紙屋川沿い・御土居一帯も「七夕飾り」で飾られて歩く目を

楽しませてくれます。

 

天満宮を過ぎて平野神社へは5時30分ごろに到着、ここはまだ開門されていません。

一息ついて井戸水で水分補給、その後立命大学構内を経て竜安寺へ。

丁度アブラゼミが桜の枝にとまったのでそれを。

 

    

 

6時少し前に竜安寺の池に到着、入り口の小さな扉は開いていますのでウオーキング

の人たちは三々五々池の周りを歩きます。この時刻になると歩く人もぐっと増えます。

池の水面を覆い隠すような睡蓮の葉と鯉や亀が疲れを癒してくれますますがお目当ての

睡蓮の花は葉に隠れていることと日陰のためうまく写せません。

6時ごろ帰路につきます。等持院の前を通って白梅町経由自宅につくのが6時半前。

これが私の日課の「早朝ウオーキング」です。所要約80分、歩数8~9000歩。

と言っても毎日ではなくて二日歩いて一日休むことにしています。

暑い時期ですのでスロージョギングはやめて歩くことだけです。

 

最後に今週の花、「熱帯性スイレン」です。植物園で写したものです。

竜安寺で見られるスイレンは温帯性スイレンで大きな特徴は花は水面に咲くところ、

それに対して熱帯性スイレンは水面より20cmほど高いところで咲きます。花色も

青・黄・赤等カラフル。写真は水面に映る花をめがけて写しました。