呆れた事に、30日韓国の最高裁判所が徴用(労務動員)されていた者の訴えを認め、新日鉄住金(旧新日本製鉄)を命じる判決を下した。
韓国は、馬鹿みたいに日本に植民地化されていた言っているが、そういった事はありえない。これまでに何度も書いてきたが、1910年8月22日に日本と大韓帝国による日韓併合が行われている。その第1條に「韓國皇帝陛下ハ韓國全部ニ關スル一切ノ統治權ヲ完全且永久ニ日本國皇帝陛下ニ讓與ス」と書かれてある。「大韓帝国陛下は韓国全部に関する一切の統治権を完全そして永久に日本国皇帝陛下に譲与す」としてある。
大韓帝国は、朝鮮半島は併合により主権を日本に自ら預ける事を認めている。よって、朝鮮半島は自ら日本の一部となり決して日本が植民地化したという事実などありえない。日韓併合が廃止されたのは1965年の日韓基本条約が締結された時。
韓国では第二次大戦中に「強制連行」が多く行われたと主張しているようだが、果たしてどうなのだろうか。確かに1944年から朝鮮半島より「労務動員」が日本に送られていたようだが、果たしてどうなのだろうか。
落星台経済研究所 : 研究委員、李, 宇衍の「戦時期日本へ労務動員された朝鮮人鉱夫(石炭、金属)の賃金と民族間の格差」が、韓国が強調する「強制労働」をはっきりと否定していると思われる。産経新聞の「韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論」(2017/04/11)が、理解しやすく書いている様だ。
更に産経は勧告に強制連行の意識が染み付いた原因が何かを「韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論」(2017/04/11)と言う記事も書いている。
また朝鮮監督府の官吏をされていた西川清氏の著書「朝鮮総督府官吏、最後の証言」に「現在、朝鮮人労働者を日本内地で働かせた「徴用」は「強制労働」とレッテルを貼られ、当時の日本企業に損害賠償を求める裁判まで起こされている。
西川さんは寧越郡の内務課長時代にこの「徴用」に取り組んだ。「徴用とは戦時下の労働力不足に対応するための国民に対する勤労動員である。内地では昭和14(1939)年から実施されていたが、朝鮮では昭和19(1944)年9月に開始された。
朝鮮総督府が各道庁に朝鮮人男子青年の人数を割り当て、道庁は郡に、郡は面(村)に人数を割り当てる。ただし、西川さんの前任者は、10人の割り当てがあっても、5~6人しか集められなかった。
西川さんは10人の割り当てに10人集めた。その成績が非常に良いと言うことで総督府の事務官が理由を聞きに、西川さんの所にやってきた。逆に言えば、徴用は法律上は強制であっても、実際には言うことを聞かない朝鮮人も多かった、ということである。」更に、「どうやって集めたかと言うと、面長(村長)とか、関係の人にきちんと説明して、本人にも納得するように説明してもらう事でした。…
徴用は、強制というより納得するように話すんです。それをしっかりと話をしないで、集めようとするから、皆、嫌がって日本に行かないことがわかりました。
私はきちんと、日本に行って、日本人と同じ仕事をして、賃金もきちんともらえると、係官に説明をしてもらったのです。」これが強制労働の実態だった。と書かれてある。
最初に呆れたと書いたが、韓国の最高裁が賠償を認める判決を下した。だが、1965年の日韓基本条約で日韓両国の請求権は完全に解決している事を確認するとされている。韓国最高裁は条約を無視した判決を行ったことになる。
何よりも、提訴した者達は本当に強制労働、奴隷扱いをされていたのか。ただ韓国内でそんな事に熱くなり、それにのっかって被害者になってやろうとしているだけなんじゃないの。