蒲田耕二の発言

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米民主党大敗

2010-11-05 | 政治
オバーマも気の毒に。中間選挙に続いて州知事選でもボロ負け。理想主義者の弱さだね。鳩山とおんなじ。大衆を信じすぎた。

理念の正しい政治をすれば、当面我慢を強いても大衆はついてきてくれると考えたんだろうが、甘いよ。だれもが自分と同じぐらい分かってると考えること自体、甘い。

あえて禁句を書くが、大衆の半分はバカである。特に浮動票を投じる無党派層は、ほとんどバカである。何も考えない。何も分かっていない。マスメディアの作り出すトレンド任せで支持がコロコロ変わるのが、その証拠だ。

支持政党なしというのは、別にどの政党の党是にも賛成できないからではなく、彼らの無能に愛想を尽かしたからではさらになく、単なる政治アレルギーにすぎない。

で、そのバカな大衆を前にオロオロ、理想と現実の狭間で立ち往生してるのは菅直人も同じ。中国に対して無策丸出しだからロシアにもなめられ出した。

菅がかくも煮え切らないのは、温家宝ら中国の親日派(すでに中国軍部と保守派の圧力で立場が悪くなってる)に配慮してるからだそうだが、それならなんでタカ派の前原を外相にしたんだよ。ニッポン外交の歯車は、あの男が外相に就任してから狂い出したではないか。

首相がなんとか中国との対話に持ち込もうとすると外相がブチ壊す。「権兵衛がタネ蒔きゃ」状態が、あれからずっと続いてる。中国漁船衝突ビデオの流出も、外務省の意図的リークと違うか。

しかし、経済も外交も八方ふさがりのニッポン。いま必要なのは、お人好しの理想主義者じゃない。単細胞・近視眼のタカ派でもない。小沢のような現実主義者でなきゃ、この難局は乗り切れまい。

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