まあ、カテゴリーは私設東京女装史となっていますが、女装のことは今回は書いておりません。
初めて谷ナオミさんの映画をを見たのは『檻の中の妖精』
1978年ごろ、場所は池袋の文芸地下だったでしょうか。
文芸地下は邦画専門館。
いろんな映画を分け隔てなくやっていました。
そこで団鬼六原作、日活ロマンポルノのSM映画を見ちゃったんです。
西欧諸国に戦雲渦く頃、静かな日本を揺がす憲兵達の足音。鬼の憲兵・西崎中尉の分隊であった。
この隊の田岡上等兵は、反戦分子の下島の探索をやり、その愛人・浪路の拷問を歓びの表情の中で行っていた村山男爵を知る。
彼はSM嗜好者で西崎中尉とも深いつながりを持っていた。
やがて下島は逮捕され訊問で富豪の菊島夫人の名がもれ、西崎中尉の目は異様に光った。
菊島夫人はただちに逮捕され村山男爵の館へ。
男爵の館の地下室には拷問道具と鉄製の檻があった。
西崎、村山、そして田岡上等兵と村山の情婦・加代の好奇な眼が集中する中、夫人は着物を脱がされ緊縄され、自由を奪われ、最後の腰巻きまでもが西崎の命令により取られてしまった。
一同はその夫人の姿に生唾をのみ、うっとりながめているのであった。
その時、地下室に歌舞伎役者の仙之助が連行されてきた。
仙之助の後援会長である夫人が、仙之助と下島が友人であるところから夫人と下島の関係がデッチ上げられたのであった。
男爵と中尉の責めは毎日続いた。
それは、訊問というより一つのプレイのようでもあった。
しかし、男爵たちの行為を司令部が察知し、中尉は仙之助と夫人の暗殺を計ろうとした。田岡上等兵はいつのまにか夫人への気持がつのり、夫人を殺そうとした中尉を逆に殺してしまう。
そこへ、慌てて駆けつけた男爵も殺してしまい、田岡と夫人は二人で逃亡。
山奥の農家に隠れる。そこで田岡は今までつのっていたせつなさをすべてはきだし、夫人もそれにこたえた。
翌朝、二人は特務憲兵に発見され、「死んでお詫びしろ」と射殺されてしまった。
出所:映画.com
こんな映画をみちゃったんです。19歳の少年が...。
特に幽閉された菊島夫人と仙之助への責めは刺激的でしたね。
嗚呼、SMというのはなんと官能的なんであろうか。
それが今みたいにパソコン画面ではございません。
文芸地下の大スクリーンです。
これが沼にはまりましたね。
当時はレンタルビデオなんてもんはない。
谷ナオミさんが見たければ、『ぴあ』片手に都内の映画館を探して歩くしかない。
おかげさまで、都内の場末のポルノ映画館は結構行きました。
大学生だから時間はある。
授業をさぼって平日の午後、薄暗いトイレのにおいが漂ってくるガラガラの映画館でみる谷ナオミさんのはち切れんばかりの乳房。
今もしっかりと焼き付いています。
私のおすすめは『檻の中の妖精』と『縄化粧』です。
ここのブログではリンクは貼れませんが、興味が湧いた若い方はDMMなどで借りてみてください。
初めて谷ナオミさんの映画をを見たのは『檻の中の妖精』
1978年ごろ、場所は池袋の文芸地下だったでしょうか。
文芸地下は邦画専門館。
いろんな映画を分け隔てなくやっていました。
そこで団鬼六原作、日活ロマンポルノのSM映画を見ちゃったんです。
西欧諸国に戦雲渦く頃、静かな日本を揺がす憲兵達の足音。鬼の憲兵・西崎中尉の分隊であった。
この隊の田岡上等兵は、反戦分子の下島の探索をやり、その愛人・浪路の拷問を歓びの表情の中で行っていた村山男爵を知る。
彼はSM嗜好者で西崎中尉とも深いつながりを持っていた。
やがて下島は逮捕され訊問で富豪の菊島夫人の名がもれ、西崎中尉の目は異様に光った。
菊島夫人はただちに逮捕され村山男爵の館へ。
男爵の館の地下室には拷問道具と鉄製の檻があった。
西崎、村山、そして田岡上等兵と村山の情婦・加代の好奇な眼が集中する中、夫人は着物を脱がされ緊縄され、自由を奪われ、最後の腰巻きまでもが西崎の命令により取られてしまった。
一同はその夫人の姿に生唾をのみ、うっとりながめているのであった。
その時、地下室に歌舞伎役者の仙之助が連行されてきた。
仙之助の後援会長である夫人が、仙之助と下島が友人であるところから夫人と下島の関係がデッチ上げられたのであった。
男爵と中尉の責めは毎日続いた。
それは、訊問というより一つのプレイのようでもあった。
しかし、男爵たちの行為を司令部が察知し、中尉は仙之助と夫人の暗殺を計ろうとした。田岡上等兵はいつのまにか夫人への気持がつのり、夫人を殺そうとした中尉を逆に殺してしまう。
そこへ、慌てて駆けつけた男爵も殺してしまい、田岡と夫人は二人で逃亡。
山奥の農家に隠れる。そこで田岡は今までつのっていたせつなさをすべてはきだし、夫人もそれにこたえた。
翌朝、二人は特務憲兵に発見され、「死んでお詫びしろ」と射殺されてしまった。
出所:映画.com
こんな映画をみちゃったんです。19歳の少年が...。
特に幽閉された菊島夫人と仙之助への責めは刺激的でしたね。
嗚呼、SMというのはなんと官能的なんであろうか。
それが今みたいにパソコン画面ではございません。
文芸地下の大スクリーンです。
これが沼にはまりましたね。
当時はレンタルビデオなんてもんはない。
谷ナオミさんが見たければ、『ぴあ』片手に都内の映画館を探して歩くしかない。
おかげさまで、都内の場末のポルノ映画館は結構行きました。
大学生だから時間はある。
授業をさぼって平日の午後、薄暗いトイレのにおいが漂ってくるガラガラの映画館でみる谷ナオミさんのはち切れんばかりの乳房。
今もしっかりと焼き付いています。
私のおすすめは『檻の中の妖精』と『縄化粧』です。
ここのブログではリンクは貼れませんが、興味が湧いた若い方はDMMなどで借りてみてください。