ホテルの廊下を歩く足音が近づいてくるとビクッとする

承前です。

ビジネスホテルの姿見はドア近くにあります。
そこで『仕事人』に責められています。
仕事人さんはいい仕事をします。
感じすぎて、女の鳴き声を出そうになります。
でも、それは恥ずかしい。
なんとか食いしばって声を我慢する。
しかし、それを見た仕事人さんはニヤッと笑いながら、貴女が知ってしまった女の性感帯を攻め続ける。
ついに声も我慢ができなくなる。
「アン...」
「いい声だ....。我慢しないで出してごらん、もっと気持ちよくなるから」
「ああっっ」
すると、廊下を歩く人の足音がする。
ビジネスホテルのドアはさほど厚くない。
『女の声が聞こえてしまうかもしれない』
貴女の理性が声を抑制する。
しかし、仕事人さんは容赦しない。
耳元で「君の声が聞こえるよ....。どんなにいい女がいるのかな、と思うはずだよ」
と褒め上げる。
褒められると頭の中が真っ白になる。
でも声は聴かれたくない。

仕事人は知っているんです。
耐えることも快感をたかめるということを。

最初は口を閉じて、なんとか越え女装子さんは攻められます。