(2012.9.13 松島湾と五大堂)
9月13日、東北自動車道を北上しているんです。
高速道路も震災の傷はいまだ癒えがたく、いたるところで補修工事が行われ、こうして渋滞が発生しているところもあります。
我が家、といっても、わたしと“ワイフ君”だけですが、仙台南部有料道路から仙台東部有料道路へと初めて乗り継いできています。
「日本三景交通なんていうのがあるんだ・・・」
「日本三景って、松島と天橋立と、あと何だっけ?」
なんていいながら松島方面へと向かっているのです。
じつは、“ワイフ君”が焼きホタテを食べたいというのです。焼きホタテといっても“ワイフ君”がイメージしているのは、炭火のまわりに串に刺した魚やイカなどといっしょに並べてあるホタテの貝柱。そんなふうにしているのを、松川浦などで見かけた印象があるのだそうです。
「焼きホタテなら、店でいやというほどホタテを買ってきて、好きなだけ焼いて食べたらいい」と、言いたいところなのですが、いつもお世話になっている“ワイフ君”のささやかな要望を、そう無下に突き放すことも出来ないのです。松川浦は復興中だろうからと、ネットでいろいろ見ているうちに、ドライブがてらに松島に行こうと思ったのです。
松島に近づいて、赤信号で止まった交差点。『展望台・西行戻しの松』と書かれた案内板が目に入りました。そこで、急遽右折してこの展望台へとやってきたのです。
“西行戻しの松”とは『西行法師が諸国行脚の折り、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたという由来の地』なのだそうです。
ここからは、静かな海に島々が点々と浮かぶ松島湾が見えました。
さらに高いところにもう一つ展望台があり、そこにも行ってみました。
春には、満開の桜の彼方に松島湾という絶景が堪能できるようです。
“松島さかな市場”ここでホタテの串焼きにありつき、子供達のお土産にこの店のオリジナル“めかかつバーガー(めかじきまぐろのカツがサンドしてあります)”を買いました。鉄骨材剥き出しのようなこの建物は、建築家石山修武氏が手がけたものなのだそうです。そういわれて改めて見直すと、最初に受けた感じと全く違って見えるところが素人なのですね。ハハハ
次は松島観光となりましたが、この日の暑さは尋常ではありませんでした。“ワイフ君”は、観光はもう沢山という体で、しかたなしにわたしについてきているようでした。
お城のレプリカは有料展望台のようです。
松島といえば五大堂。小学校の時の修学旅行は松島に決まっていました。わたしも記念写真はあるのですが覚えてはいないのです。その後、我が家の小さな子供達を連れて、ここのマリンピア松島水族館へは何度か来ていますが、五大堂は初めてかもしれません。
きょうも、修学旅行らしき小学生達が沢山訪れていて、この橋の足下が見えないぐらい並んでいました。
これが“すかし橋”。
これが五大堂。
四方に干支の彫刻があります。
これはわたしの干支。
これは“ワイフ君”。
観光遊覧船も盛んに出入りしています。
松島といえば、テレビにうつるのはいつもこんな感じの五大堂でしょうか。
次に向かったのは瑞巌寺。♪松島ぁ~の、さぁよ~ぉ瑞ぃ巌寺ぃほど~の・・・というあれです。
瑞巌寺総門をくぐって小学生の列について右へ。そこにあるのが鰻塚。
高い岩壁に刻まれた沢山の五輪塔や大小の洞窟群。
ここは全く記憶にありませんから初めて見るのかもしれません。
もうわたしには何が何だかわからないぐらいの仏様が並んでいます。
そしてようやく瑞巌寺の拝観入り口まで来ると・・・
“平成の大修理”ということで非公開となっている部分がかなりありました。
その代わりに伊達政宗の正室“愛姫”の御霊屋が特別公開となっているようです。
瑞巌寺総門から150mぐらいのところに“津波到達点”と書かれた立て札がありました。
そして通りのお店にも・・・。
松島といえば何といっても牡蠣、そして新鮮な海の幸。ところが生ものの全くダメな“ワイフ君”。豪華な海鮮丼のメニューを見ても食べなくていいのですからとにかく安上がり。ですから僅か350円の串焼きホタテを食べるために、わざわざ高速を使ってここまで来るというのがせめてもの贅沢というわけなのです。
9月13日、東北自動車道を北上しているんです。
高速道路も震災の傷はいまだ癒えがたく、いたるところで補修工事が行われ、こうして渋滞が発生しているところもあります。
我が家、といっても、わたしと“ワイフ君”だけですが、仙台南部有料道路から仙台東部有料道路へと初めて乗り継いできています。
「日本三景交通なんていうのがあるんだ・・・」
「日本三景って、松島と天橋立と、あと何だっけ?」
なんていいながら松島方面へと向かっているのです。
じつは、“ワイフ君”が焼きホタテを食べたいというのです。焼きホタテといっても“ワイフ君”がイメージしているのは、炭火のまわりに串に刺した魚やイカなどといっしょに並べてあるホタテの貝柱。そんなふうにしているのを、松川浦などで見かけた印象があるのだそうです。
「焼きホタテなら、店でいやというほどホタテを買ってきて、好きなだけ焼いて食べたらいい」と、言いたいところなのですが、いつもお世話になっている“ワイフ君”のささやかな要望を、そう無下に突き放すことも出来ないのです。松川浦は復興中だろうからと、ネットでいろいろ見ているうちに、ドライブがてらに松島に行こうと思ったのです。
松島に近づいて、赤信号で止まった交差点。『展望台・西行戻しの松』と書かれた案内板が目に入りました。そこで、急遽右折してこの展望台へとやってきたのです。
“西行戻しの松”とは『西行法師が諸国行脚の折り、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きをあきらめたという由来の地』なのだそうです。
ここからは、静かな海に島々が点々と浮かぶ松島湾が見えました。
さらに高いところにもう一つ展望台があり、そこにも行ってみました。
春には、満開の桜の彼方に松島湾という絶景が堪能できるようです。
“松島さかな市場”ここでホタテの串焼きにありつき、子供達のお土産にこの店のオリジナル“めかかつバーガー(めかじきまぐろのカツがサンドしてあります)”を買いました。鉄骨材剥き出しのようなこの建物は、建築家石山修武氏が手がけたものなのだそうです。そういわれて改めて見直すと、最初に受けた感じと全く違って見えるところが素人なのですね。ハハハ
次は松島観光となりましたが、この日の暑さは尋常ではありませんでした。“ワイフ君”は、観光はもう沢山という体で、しかたなしにわたしについてきているようでした。
お城のレプリカは有料展望台のようです。
松島といえば五大堂。小学校の時の修学旅行は松島に決まっていました。わたしも記念写真はあるのですが覚えてはいないのです。その後、我が家の小さな子供達を連れて、ここのマリンピア松島水族館へは何度か来ていますが、五大堂は初めてかもしれません。
きょうも、修学旅行らしき小学生達が沢山訪れていて、この橋の足下が見えないぐらい並んでいました。
これが“すかし橋”。
これが五大堂。
四方に干支の彫刻があります。
これはわたしの干支。
これは“ワイフ君”。
観光遊覧船も盛んに出入りしています。
松島といえば、テレビにうつるのはいつもこんな感じの五大堂でしょうか。
次に向かったのは瑞巌寺。♪松島ぁ~の、さぁよ~ぉ瑞ぃ巌寺ぃほど~の・・・というあれです。
瑞巌寺総門をくぐって小学生の列について右へ。そこにあるのが鰻塚。
高い岩壁に刻まれた沢山の五輪塔や大小の洞窟群。
ここは全く記憶にありませんから初めて見るのかもしれません。
もうわたしには何が何だかわからないぐらいの仏様が並んでいます。
そしてようやく瑞巌寺の拝観入り口まで来ると・・・
“平成の大修理”ということで非公開となっている部分がかなりありました。
その代わりに伊達政宗の正室“愛姫”の御霊屋が特別公開となっているようです。
瑞巌寺総門から150mぐらいのところに“津波到達点”と書かれた立て札がありました。
そして通りのお店にも・・・。
松島といえば何といっても牡蠣、そして新鮮な海の幸。ところが生ものの全くダメな“ワイフ君”。豪華な海鮮丼のメニューを見ても食べなくていいのですからとにかく安上がり。ですから僅か350円の串焼きホタテを食べるために、わざわざ高速を使ってここまで来るというのがせめてもの贅沢というわけなのです。
そうです。大震災の1ヶ月前です。
そしてさらにそのひと月前の1月11日はばあちゃんが脳梗塞を起こした日。
今思えば,年初めから11日に大きな出来事が起こりました。
まぁそんな話は置いといて。
焼きホタテもいいですねぇ。瑞巌寺も見どころ満載ですね。石仏いいですね。奥様,さぞかしお喜びだったでしょう。
8月初めに3日間松島滞在したのに,ホテルで勉強してました。あれはアレで懐かしい。
ただ実際に見て回って本気で見ているのはわたしより“ワイフ君”のほうなのが笑っちゃいますね。
焼き牡蠣ハウスはテレビで見ました。わたしたちが行った松島さかな市場にも一画に焼き牡蠣を食べさせる建物がありました。牡蠣は鍋や牡蠣フライとしてなら食べたことがありますが、ほんとうに好きというのではないのかも知れません。焼き牡蠣っておいしいんですか?