ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

主人の思惑・・・

2006年11月18日 00時00分43秒 | 主人・・・
依頼されていた鉄骨塗りの仕事も終了し、帰りの車の中での話し。

主 「しっかし、お前もだいぶ仕事が出来るようになってきたな。」
私 「そう?まだ全然駄目だよ。高い所まだ怖いし。」
主 「いや、この調子で行ってくれれば俺も安心や。」
私 「どういう意味?」
主 「オレにもしもの事があっても、お前が塗装屋やっていけるやろ。」
私 「えーーー!私が塗装屋やるのお~~~!!!!」
主 「おう、オシメと2人でやればいい。あいつは怖いもんナシやからな。」

もう、ビックリです!!!

私が言うのも何だけど、主人はとても上手に私を育てていると思う。
普段なら考えられないけれど、仕事の時は、私が何を言っても決して怒らない。
そして、常に褒めてくれる。
そのせいで、最初はいやいや仕方なしに塗装の仕事をやっていた私だったけれど、
最近は、面白くなってきている。
そして一緒に仕事をする事で、
いかに主人の仕事が危険と隣り合わせなのかが分かってきたー。

主人は、自分にもしもの事があった時、障害を抱えるオシメと、
働く事が難しくなった私の事を心配してくれていたんですー。

で・も・ね、

私たちのことを心配してくれるのはスゴーク嬉しいよ。
今まで、先のことなんて全く考えてくれない人だと思ってたから、なおさら嬉しい。
でも、それがナゼ、私とオシメで塗装屋をやる事に繋がるのおー!!
職業にもイロイロあるけど、それぞれ向き不向きって物があると思うんですけどー。
タブン私は、この手の仕事に最も不向きな人間だと思うぞ!
今まで、冷暖房完備のキレイな職場で、”美容の仕事”をしてきた人だよー。
女ばかりの世界にいたんだよ。
言ってみれば、全く逆の世界で生きてきた人間なんですけど・・・。

それに、こんなに厳しい、男ばっかりの、しかも女好きの多い職場で女2人で働いたら、
いっぺんに食い物にされちゃうよー。
ついこの間だって、バツイチで塗装職人してた女の人が、別の塗装屋に転職したら、
そこの親方に強姦されそうになって辞めたって話し してたじゃない!
あの人、私より5つばかり年上だっただけだよ!
あの人は私なんかと違って、もう10年以上もこの仕事してるベテランなんだよ。
そんな人でもそんな目に逢うのに、私がこんな業界に入り込んだら、
狼の群れに羊を放り込むのと同じだよーーー!
どうせ、先の事を心配してくれるなら、
私とオシメが安心して暮らしていけるだけの財産を残そう!って考えてくれ~い!

こう↑言いたかった。でも、言えなかった。
だって、たぶん主人なりに一生懸命考えたんだと思う。
2人が一生、生活して行けるだけの財産を残してやれる自信は無い。
ならば、何とか生計を立てていく為にはどうしたらいいか?
主人は自分が出来る精一杯の事を考えてくれたんだと思う・・・。

私 「急に”もしもの時”なんて言い出して、どっか具合でも悪いの?
主 「いや、いたって健康!。
私 「そう。ならいいけどー。

(じゃあ今のウチに、主人の生命保険、もう一つ増やしとこう! )
                    と、思った私なのでした・・・


PS・ 10月24日に書いた熊ですが、昨日、捕獲されたそうです。良かったー。