ユッコ姉の日記

日々思うことをタリラリラン♪っと・・・。

主人の仕事・・・(チビで良かった?)

2006年12月09日 20時50分35秒 | お仕事・・・
きょうは、ものすごーく狭い所の塗装工事をしました。
今やっているお家は、昔、増築されています。
その為、立派な瓦屋根のお家のスグ横に、折半屋根の部屋がくっついています。
これがピッタリくっついていればいいんですけど、
屋根は、瓦屋根と折半屋根の間に、幅1.3mくらい。
長さは左右会わせて6mくらいのカラーベストで繋げてあるんです・・・。
塗装工事はその折半の屋根とカラーベストの屋根の部分。
折半の屋根は主人と2人でなんなく出来ましたが、問題はカラーベストの部分。
ここ、本当に狭いんですよお~。
幅も無いけど、瓦と折半の両方の屋根が重なりそうなくらいの位置にあって、
暗いうえに高さが30~50cm位しかない。

うーん、イメージ的には、
冷蔵庫とかのダンボールの中を色塗りしていく所を想像してください。
それか、映画とかに出てくる、ビルの換気口から繋がる通路・みたいな感じかな?
体の大きな主人では中に入りきれないので、
私が入って、ケレン、サビ止めまでやりました。
これが本当に大変だったー
とにかく身動きが取れない。
しかも一応屋根なので、傾斜もあり、少し動くと滑り落ちていってしまう・・・。
はいつくばって、手を伸ばして塗っていきましたが、
埃や汚れはひどいし、虫はいるし、鳥の巣の名残はあるし、
自分が塗った所には乗れないから、体を置ける場所はどんどん減っていくし、
途中、釘が飛び出してる所があるしと、
まあー、しんどかった。

私は中で、
「キャー、虫があ~!」
「痛ーい、釘が引っかかったー!」
「滑り落ちちゃう~!ペンキがこぼれるう~!」 
と、賑やか極まりない状態で、
やっと塗り終わって出てきた時には、ぐったり・・・

ちょうど様子を見に、A氏がやって来ていて、
「大丈夫かあー?」と、屋根の下から声をかけてきたので、
「大丈夫でーす。でも、お願いだから、ここだけは”やり直し”とか言わないでくださいねー。」
するとA氏。
「わかっとるー。ワシもそこまで鬼じゃないぞー。」
あら、意外と優しいトコもあるじゃないの。

とにかく悪戦苦闘の末、1時間半掛けてサビ止め塗りまで終了。
ワーイ!私、頑張ったー!と、ひとりご満悦で休憩をとってると、主人ー

「明日は上塗り頼むぞ。俺じゃああそこに入れんからな。」
 そうだった・・・。これで完成じゃないんだよー。
まだ、肝心な上塗りがあったんだった・・・

また、あそこに入るのぉ~と、
ダンボールのような空間を見上げながら、ガックリとした私です・・・

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主人の仕事・・・(足場)

2006年12月08日 21時30分20秒 | お仕事・・・
今工事を行っている現場に足場が設置されました。
うーん、足場に上るのは久しぶり・・・。
確か、10年位前に実家の塗装工事の時にチョコッと乗ったくらいなので、
まともに足場に乗るのは初めてに近いです。

足場、3段分は、約6~7mくらいの高さになります。
それより高い屋根の上に何回も登っているから、このくらい平気!と思っていた。

ところが、やっぱり足場は怖い~!
足場って、壁にピッタリ引っ付いている訳じゃないんですよねえ~。
金属のネット状の足を乗せる場所から壁まで、約50cmくらい空いているんです。
だから、足場に乗って壁をケレンしようとすると、
自分の下が空いている・・・
つまり、体が斜めの状態ー。
そっと下を見ると、自分の手の下のずーっと下の方に地面が見えるー。
もし、私がこの手を滑らせてバランス崩したら、
50cmの隙間から地面にストーンと落ちてゆくよな~・・・。
そう思ったら、怖くて動けな~い!!
足場の幅も、30~40cmくらいしかない。
手元のケレンの方に気がいっていると、足を踏み外しそうになる。
しかも、一段一段の高さが結構高い!
一段の高さ、およそ1.8~2m。
身長180センチの主人は簡単に2段目3段目を登っていくのだけど、
身長154センチの私は、一段登るのに一苦労・・・。
だって、途中に足を掛ける物が何もないんだもん!

「いやー、足がとどかなーい!」
「洋服が引っかかって動けなーイ!」
「手が届かなーい!」
「こわーい!さむーい!おちそーう!」

ギャーギャー騒ぎながら壁のケレンをしている私の声を聞いて、
足場屋さんはクスクス笑っていたー。

ちょっとー、笑ってる暇あるんだったら、私が使いやすいように、
足を掛ける場所のひとつくらい作ってくれてもいいんじゃないのー!
これから暫く毎日この足場に登らなくちゃいけないんだぞ!
一段登るのにこんな苦労してたら、不便じゃないかー!
と、言いたかったけど、下請けの立場じゃそんなこと言えない・・

でも、やっぱり一歩間違えば命に関わること。
今回はもう出来ちゃったから仕方ないけど、
今度足場を作ってもらう時は、絶対私も立ち会って、私が使いやすいように作ってもらおう!
吹きすさぶ北風を受けながら、高さ7mの足場にしがみ付き思ったのでした・・・

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主人の仕事・・・(ここだけの話し?)

2006年12月07日 18時56分10秒 | お仕事・・・
先日のA氏の”ここだけの話”は私にはまた??

A氏「この前な、ウチの会社の主任に他の業者が裏金持ってきてな。
   主任は、スグに返したと、言う取った。
   うちの会社は裏金いっさい無しやでな。でないと、不公平になるでな。
   うちの会社は、裏金受け取ったら首やでな。
   業者は首や無いけど、役員は首やでな。」

私は 「はあー、そうですかー。」

と、聞いていましたが・・・
ん? それはどういう意味なのかしら?
それじゃあ、以前に私が見たのは何?

A氏の話の意味は、”だから、今後一切そういう事はナシだぞ。”と言う意味?
それとも、”だから、俺以外に渡してもダメだぞ。”と言う意味?
それとも、”だから、あの事は一切口にするなよ。”と言う意味?

うーん、わかんない。
だいいち、私にこんな話しをして何になるの?
ウチが裏金出してるわけじゃないしー。

ハッ、まさか、私がブログに書いた事をA氏は知ってるとか!

んなわけないかー。
いくらなんでもねー。ブログなんてごまんとあるんだし、
私がブログを書いてるなんて会社の人間の誰にも言ってないしー
偶然会社の人間がこのブログを見つけて、内容から私だとわかって、
A氏の耳に入れるー。なんて事はそうそうないと思うし・・・。

うーーん、やっぱり何が言いたいのかわかんない。

もう、気にしない事にします。

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トンビ・・・

2006年12月06日 22時44分41秒 | 思う事・・・
今行っている現場はトンビが沢山いる。
今まで、屋根の上にいると、スズメやカラスには沢山会った。
特にカラスは、まるで自分達の縄張りによそ者が入ってきた!と言わんばかりで
屋根の上の私達に向かってギャーギャー鳴く。
「お前らジャマだよ!とっとと出てけ!」と、カラスに言われているようで、
いい気はしない。
ところが、今度は相手がトンビ!
まあ、カラスみたいにズーズーしくなく、
ピーフョロロ~と、優雅に私達の頭の上を飛んでいくー。
でも体が大きい分、屋根の上の糞害もチトひどい・・・

ある朝、現場に向かう途中、ふと近くの田んぼを見てビックリ!
なんと、田んぼの中にトンビの大群!
その周りの電線にもトンビ、トンビ、トンビ。
重みで電線が弛んでいる。
田んぼにスズメやカラスが沢山いるのは見た事あるけど・・・
トンビがウジャウジャ田んぼにいるのは初めて見たよー。
急いで写真を撮ろうと思ったんだけど、カメラを用意したら、一斉に飛び立ってしまった。
それもまた、迫力~!

もしこの現場の仕事が終了するまでにトンビの写真が撮れたら、きっとUPしますねー!

でも、沢山いるのに、なかなか近くには来てくれないのでムツカシイです・・・。

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主人の仕事・・・(営業マンに言いたい!)

2006年12月05日 00時00分56秒 | お仕事・・・
私と主人が仕事をしていると、親会社の営業マンがご近所を回っているのが見えます。
まあ、いいんだけどねー、
でもね、頼むから状況を考えて回ってくれないだろうか?
今やってる現場は、冬になるとかなり積雪量が多い地域。
今だって、1日の日照時間がトンでもなく少なくて、
ウチは毎日空とにらめっこ状態なんだよ。
雪が降り出すのは、もう時間の問題なんですけど・・・。
仕事を請けても、仕上がらなければお金にはならない。
雨が降って、工事の日にちが延びれば延びるほど、みんなが迷惑をこうむる。
営業マンは仕事を取ってなんぼーだろうけど、
私達も会社も仕事が終了しないとお金が入らないんだよ。
今からこの地域の工事を請けても、はっきりいって出来ない!
やりたくても、お天気が悪ければ出来ないんだよ!

それからもう一つ。
工事に使う塗料を指定するのはいいけど、もっとしっかり現場を見てよ!
土台に全く合わない物を指定されても、こっちも困るよ!
せっかく仕上がっても、すぐにはがれてくるような物を使いたくない!
もっと勉強しろ!
いくら営業成績が良くても、こんな事してたら、絶対に次は仕事がもらえないよ!

あー、ちょっとスッキリ!
営業マン、頑張ってるのはいいんだけど、どうにもピントがズレてて、
っていうか、自分の事しか考えてない?
もう少し、施主のこととか、職人の事とか会社の事を考えて営業して欲しいよ。
どうせ仕事するなら、お客さんが「あなたに頼んでよかった。」って
言って貰える仕事をしようよ。

今からこの地域で契約取るなら、工事は来年3月以降にしてね。

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PS・後から知ったんだけど、この会社の営業マンは殆んどが派遣らしい。
   だから、詳しい知識はあんまり持ってないんだよねえ。
   おかしな仕事の依頼に納得です。

主人の仕事・・・(安心の値段)

2006年12月04日 07時31分23秒 | お仕事・・・
前回、次の現場を紹介してくれた施主を見ていて思った事。
感じ方は人それぞれなんだなー。と言うこと。

前回の施主のお婆さんは、私達の仕事を見に来ていた近所の人に、こう話していた。
「ここは、毎日何回も会社の人がやって来て、いろいろ親切に説明してくれて、
 安心だよ。

以前、11月8日の記事で、この会社は人の出入りがとても多いことを書いた。
その時の施主は、あまりの人の出入りの多さに、ヘキエキしていた。
でも、同じ条件でも、人によって感じ方が違うのだなー。
1日に何回も人が来て、何だかんだと話していくのが嬉しい人もいるのだ。

確かに、普通の人がいくら屋根の上を見ていても、
何がどうなっているのか分からないのが現実だと思う。
だから、会社の人が来て、「今はこの段階まで作業が進んでいる。」とか、
「この部分がこうなっているので次はこの作業を行います。」とか、
「職人のやる事をキチンとチェックしています。」とか、
説明してくれると、とても助かるとは思う。(真実かどうかは別として・・・)
その事によって、施主は
(専門の人が職人の作業をチェックしながら、キチンと説明もしてくれて、
 この会社は安心して任せられる。)
という、安心感とともに、会社の人間に信頼感を持つ。

でも、実際施主が会社と契約している金額と、
私達下請けが受け取っている金額は、倍近く違う。
もし、私達下請け業者と直接工事の契約をしていたら、同じ作業を約半額でしてもらえる。
あるいは、ペンキももっと上質な物を2度塗りでやって、それでもおつりが出るくらいだろう。
その代わり、職人と営業マンは違うから、細かい説明は望めない。
施主は職人を信用して任せる事になる。

そう考えると、契約金額の約半分は、自分の安心代金だ。
それを、高いと思うか安いと思うかは、人それぞれの問題だろうー。

私の友人の1人は言うー。
「そんなの何でも同じなんじゃない?
 野菜でも果物でも、おおもと(生産地)はもっと安いはずだけど、
 いろんなトコを通って値段が段々上がっていって私達の手元に入るでしょう?。
 塗装だって、元は安くなる事くらいみんな知ってるんじゃない?」
うーん、塗装工事と野菜はちょっと違う気がするけど?・・・

さて、今この記事を読んでいるあなた。
あなたは、この安心代金、高いと思う?それとも安いと思う?


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紅葉(コウヨウ)って・・・

2006年12月03日 08時41分26秒 | 思う事・・・
先日行った現場は、けっこう山手のお家だった。
時期的にも紅葉がとてもキレイで、家に帰って子供達にその話しをしていたら、
ヒョロナガだけが何だか変な顔をしている。
どうしたのか尋ねると・・・

「実はさあー、この前の理科の時間に
    先生が紅葉(コウヨウ)の話をしてくれたんやけど、
    落ち葉って、木が自分の中のいらない物をみんな葉っぱに送って、
    そして自分から切り離すんやと。
    だから、落ち葉は木のウンチだ。って聞いたんやて。
    それ以来、落ち葉が沢山落ちてるのを見ると、 
    ”あ~、これは木のウンチなんやなー”って思うと
    なんか素直に綺麗やなーと思えなくなっちゃってさあー。

家族一同、目が点になりました。

落ち葉は木のウンチ・・・。

うーん、科学的に見ればそういう事になるんだろうなー。
だから、落ち葉は肥料にもなるんだーなどと、考えていると、

コデブが
「じゃあ、イチョウの木は下痢ぎみだね。」
「なんで?」
「だって、まっ黄色じゃん!。」
みんな苦笑い・・・。
すると、ヒョロナガが、
「それじゃあ、モミジは激辛好きだな!」
おいおい、なんだか変な話になってきたぞー
続いて、オシメ。
「それなら、葉っぱが落ちない松の木は、お便秘かなあ?」

もうダメ!みんな爆笑でしたーー!

それ以来、うちの家族は、ヒョロナガ同様、落ち葉を見ると、つい
”木のウンチかあ~”と、思うようになってしまいました。

理科のセンセー、たのむよ~。
いくら事実だからって、そんな夢の無い事を言わないでくれぇ~い。


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主人の仕事・・・(雨の日の水洗い)

2006年12月01日 00時00分35秒 | お仕事・・・
う、また次の仕事が入ってしまった・・・。
それも、今やっている現場の施主が近所の人に紹介したので、
そこの仕事もウチがする事になってしまった・・・。
これで、このリフォーム会社の孫請け仕事が、5件目・・・。
(私がついて行かず、主人1人で済ませた物もある為、5件目になります。)

さて、5件目の現場の初めは、ケレンと水洗いでした。
この日はとても寒くて小雨と曇りでした。
小雨に濡れながらヤッケという合羽みたいなものを着て、ケレンをしていきます。
あーん、寒ーい!
でも、雨に濡れた屋根は滑りがよく、ケレンはとてもしやすかった。

午後からは一応雨もやんで、曇りの中で水洗い。
ところが、ホースが無い!というか、ウチが持ってるホースでは届かない。
この現場は、施主の自宅から少し離れた倉庫。水はその自宅から取らないといけない。
その距離道路を挟んで、およそ20メートル強。
そこで、施主の自宅で畑の水撒きに使っているホースをお借りした。
このホース、とても硬いタイプだったー。
低い気温ですっかりカチカチになっていて、
しかも何箇所か穴が開いていて水が途中で漏れる。
何箇所かテープを巻いて補強したのだが、それでもまだかなり水が噴出して、
現場に届く水が足りない。
仕方が無いので、私が手でホースを掴んで穴を塞ぎ、もれる水を止めていた。
日は陰り、風は冷たい。
私の手からボタボタと水が落ちて、袖口から腕をつたい、足袋を履いた足はびしょ濡れ。
その上、道路を横切るホースの上を車が通る度に、ピキッ、ピキッ、と音がして、
ホースの穴が増えていく。

やっと水洗いが終了した時には、私の手は冷え切って感覚は殆んど無くなり、
もう私は半ベソをかいていた。
車に戻って着ていた物を脱ぎ、軍手と靴下を絞るとザアーっと水が出た。
着替えなんて持ってきていなかった私。
次はサビ止めを塗ると言う主人に、
いやいやをして車から降りようとしなかった。
だって、冷たーい風が吹く中、冷え切った体で、裸足に靴はいて、
薄着で屋根に登るなんて考えられない!
主人がブツブツ怒っていると、雨が降り出した。
ヤッター、コレで今日の仕事は中止だー!

帰りの車の中、
ブルブル震えながら車のエアコンの送風口にへばりついている私に主人が言った。
「まったくー、お前がグズルと、絶対雨が降るんやでなー。この雨女!」

そう、私は中学高校と、友達の間ではかなり有名な雨女だった。
私の友達は、私と会う約束をした時は、例え天気予報が晴れでも、
必ず傘を持参したほど。

自分の都合で雨が降らせられるなら、そんなありがたいことはないよー。
と、冷えた手を温風に当てながら思った私なのでしたー。

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