2019年10月12日 消費税の議論、軽すぎる導入部と検討の依頼

191012_消費税の議論、軽すぎる導入部と検討の依頼

2019年10月12日　産経新聞　p.9

　消費税　軽すぎる導入部と検討の依頼

　＜引用＞

　ー軽すぎる導入部ー

　消費税の税率が引き上げられた1日の午後。
　東京・丸の内のオフィス街につながる地下街は、昼休みのＯＬらでにぎわっていた。

　カフェでコーヒーを飲んでいた女性がレジで会計を済まし、何げなくレシートを見て思わず声を出した。

　「あつ、消費税が１０％になつている」。持ち帰りなら軽減税率で８％だが・・・

　ー検討の依頼ー

　・・・あらゆる角度から見直す段階に差し掛かったのではないだろうか。

　・・・だが、今後の消費税のあり方については、賛成派・反対派ともに極論に走らず建設的な議論を期待したい。

　・・・それだけに、納税者である国民一人一人が、税と社会保障のあるべき姿について考えるきっかけになればと願う。

　＜引用終わり＞

　もう、丸の内のＯＬの悲鳴の話で導入部を作り、最後は「議論に期待したい」という結論で終わる段階ではないのではないか。

　＜以下、例題提起＞

　ここに７０歳以上の、働かないで年金と医療費をもらっている人が１０人いた、とする。
　また別に、２０歳から６０歳までの、働いている人が５０人いた、とする。

　７０歳の人１０人が、９０歳まで生きるのに、食費が一年間に５０万円かかる、と仮定すると、１０，０００万円が必要。

　同じように、

　２０歳の人が１０人、７０歳まであと５０年生きるとすると、２５，０００万円必要、
　３０歳の人が１０人、７０歳まであと４０年生きるとすると、２０，０００万円必要、
　４０歳の人が１０人、７０歳まであと３０年生きるとすると、１５，０００万円必要、
　５０歳の人が１０人、７０歳まであと２０年生きるとすると、１０，０００万円必要、
　６０歳の人が１０人、７０歳まであと１０年生きるとすると、　５，０００万円必要、

　とすれば、

　合計　８５,０００万円が、必要。

　しかし、いま手元には８０，０００万円しかないと仮定する。

　この新聞の論文で、筆者の言いたいことは、上記の例で、手元に８０，０００万円しかない場合、各年代に、この８０，０００万円をどう振り分けるか、ということではないかと思う。

　今までの人類の歴史からみれば、２０歳から６０歳の人には必要な金額全額を支給し、７０歳の人には半額を支給する、ということではないか、と思うが。

　上のたとえ話は、お金ではなく穀物の重量での配給の話にすれば、より分かりやすい。

2019年10月12日 特殊詐欺と対策

191012_特殊詐欺と対策

2019年10月12日　産経新聞　p.8

　特殊詐欺

　特殊詐欺とは、以前は「オレオレ詐欺」といわれた。
　最初のきっかけは電話で始まる。
　この詐欺でだまされる人は、高齢者(何歳以上かわからないが）が８２％だそうだ。
　日本では一日当たり８千万円の被害。２０１４年は５６５億円をとられた。
　悪いことをする人間は何人に一人という確率で、必ずいる。

　私も、対策として警察で配っていた電話通話の録音機を調達した。
　この録音装置を設置した後は、一日に２回、または３回あった、詐欺らしき電話はなくなった。
　（友達とか親戚とか、役所とかからのまじめな電話は、一年間でも１０回程度だ）

　しかし、録音機を設置しても、二日もしくは三日に一回程度、勧誘（そのほとんどが「おたくに不用品はありませんか」というものだ）の電話がある。

　電話にでると、９９％、この「不用品はありませんか」という電話だ。
　それで、いまは電話機を留守録設定にしてある。

　この場合に使う、対応の音声をインターネットからダウンロードした。
　その音声はこういう。
　「この電話は、詐欺防止のため、在宅中でも留守録にさせていただいております。
　電話番号と名前をおっしゃって、いったんお切りください」

　これにより、「不用品はありませんか」という電話も無くなった。
　

2019年10月12日 関東・東海地方に上陸する見込みの台風19号の気圧は、935ヘクトパスカル

191012_台風19号の気圧は935ヘクトパスカル

2019年10月12日、関東・東海地方に上陸する見込みの台風19号の気圧は935ヘクトパスカル

　この935ヘクトパスカルという数値について

　1934年から現在まで（85年間）の、上陸した台風の気圧のランキングによれば、１位　907.3ヘクトパスカル、１０位　924.4ヘクトパスカル。
　但し、数値は上陸後、陸上の気象台で観測したもの。

　今回の１９号は　935ヘクトパスカル（但し、これは海上での推測値）だからエネルギーの強い台風だ。