ゆうとたいへ

六十を過ぎて始めた自転車旅行、山登りをつづります

2019年11月1日 老人がボケるとは、ある日突然、昨日とは全く別の人間になってしまうことだ

2019-11-01 | 昼間のエッセー
191101_老人がボケるとは、ある日突然、昨日とは全く別の人間になってしまうことだ

 2019年11月1日 産経新聞 p.13 「家族がいてもいなくても」より引用

 老人がボケとは、ある日突然、昨日とは全く別の人間になってしまうことだ。

 <例>

 ある日、(作者の)父は、朝起きて何か作ろうとしたらしいが、途中で作るのをやめて、出かけてしまった。

 父は、いきつけの喫茶店に行き、カプチーノを注文したが、お金は持って行かなかった。

 父は、家に戻ってきた。

 私(作者)が、「お母さんが無くなってさみしい」というと、

 父は、驚いて「美知(母の名)は死んだのか?」と大きな声で言った。
 (母は三年前に亡くなっていた)

 この日より、父は、昨日とは全く違う人間になってしまった。

 
 
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2019年11月1日 原因を見つけ、責任の所在を明らかにし、対策をとらせれば、問題は解決するのだろうか?

2019-11-01 | 昼間のエッセー
191101_原因を見つけ、責任の所在を明らかにし、対策をとれば、問題は解決するのだろうか?

 2019年11月1日 産経新聞 p.7 阿川尚之氏の意見

 今、世の中には、「大変だァ」という問題がいっぱいある。

 一、地球温暖化で多くの島が水没する
 一、米中貿易戦争、英国のEUからの離脱により大不況が来る
 一、高齢化にともない国家財政が破綻する
 一、大型台風の来襲
 一、若い親による幼児虐待
 一、福島第一原発のたまり続ける汚染水

 今の世には原因を断定的に説明する人がいて、この人たちは同時に、問題を誰かのせいにする。

 その人たちは、問題の原因と、責任の所在が明らかになれば、問題は解決できると思っている。
 
 むかしは、人々は、戦争、疫病、天災、飢饉に苦しんできたが、とれる対策はほとんどなかった。

 ところが、20世紀後半よりの科学の進歩により、いままで解決できなかった病気・事故・災害の問題が解決できるようになった。

 その結果、問題が起きたとき、それを解決できないのは、責任のある「誰か」がいて、そいつがなにもしないからだ、という発想の逆転が起きた。

 この「誰か」を探し、そいつに「説明」を求め、問題を「解決」させなくてはならない、と。 
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2019年11月1日 50歳の日本人男性の内、23.4%が未婚である原因

2019-11-01 | 昼間のエッセー
191101_50歳の日本人男性の内、23.4%が未婚である原因

2019年10月31日 産経新聞 p.23

 50歳の日本人男性の内、23.4%が未婚である原因

 少子化の一番の原因は、未婚男女の増加。
 
 未婚の原因は、
 一、お見合いの減少
 二、むかしよくあった「出会い」というものが、今はほとんどない
 三、女性が、学歴と収入について自分以上のレベルを求める
   一方、男性は、非正規雇用が増加し年収は低い
 四、結婚に至らない同棲(どうせい)が増えた
・・・・
 政府が、少子化の対策として行っている、保育所増加、教育の補助(金銭支給)は、少子化の対策となっていない。
 少子化対策を考えるならば、まず、まだ結婚していない男女にお金を使うべきだ。

 

 
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