◎ 本日のキャスト
アロン・・・アルゼンチン人にわか日本語生徒
マッキニィ・・・韓米ハーフアメリカ人宣教師
マルコ(保)・・・南米レストラン・食料品店オーナー
私・・・今日を限りのインスタント日本語、いい加減教師
他
「美味しそう!だけど、なんとなく可哀想」
丸のまんまのチキンが、外の巨大な回転式グリルの中で、ジワ~~って、焼かれ,
い~い色に。マルコ
「朝6時半から焼いてるんだよ」
「エ~ッ、何羽焼いたの?」
「ハッキリ覚えてないけど、すぐなくなっちゃうんだよ」
「それは、それは結構!良かったわねぇ」
22日の「忘年会」の予約をしに行って、ついでに店内に入って、いつものように
「Por cuant vou tomar un cafe,por favor」・・とりあえずコーヒーを1杯ね。
そして、いつものようにポルトガル語を1単語or1フレーズを習う。
「今日は何曜日?」が本日のフレーズ。これは、ほとんどポルトガル語もスペイン
語も変わりなし。
「な~んだ」って、たかをくくると、全く違う表現にぶつかるから、やっぱり外国
語は、難しい。
アロンへの日本語レッスンも、今日が最終日。
5分、10分、15分て、待つけれど、来る気配なし。
しょうがないから、きょうでおしまいの訳をスペイン語で、ホワイトボードに書いて、
ADIOS!
車を発進したら、向こうから必死にペダルをこぐ彼に遭遇。又Uターンして、
教室に。3時からの英会話まで、いつものように容赦なきレッスンよ。
「Todos latin americanos dicen ,siempre "Hasta manana",no?」
笑ってるのよ。「アスタ・マニャナ・・・あしたね」で、済ませるんだからって言ったら。
それでも、彼の努力は脱帽もの。私がピックアップした形容詞を書いた紙を見て、
「40も漢字?」
「何言ってるの!小学生で、2000は覚えるのよ、頑張れ!」
「ワーオ!」
「だけど、アロン君はすごいわねえ。よく頑張ってるわ」
「何、すごい?」「ン~、マーべラス、グレート!ユーアーグッドスチューデント!」
「ホント?嬉しいね。でも、あなたもいい先生だったよ」
って、たったこれだけでも3カ国語ミックス会話なのよ。お互いに都合のいい言葉が、
つい口から出てくるから、そして、いつもそれでわかりあえたから面白かったわねぇ。
「無料英会話教室」を勝手に卒業したんだけど、日本語のお勉強は土曜日だから、
アロンにちゃんと挨拶をしなきゃ!で、出かけたのよ。
マッキニィがいたから、
「宣教師には、自由な時間てないんでしょう?」
「はい、そうです。なぜ、英会話やめるのですか?」
「あなた達を見ているのが辛くなったから。信じられないでしょう?
あなたたちは、キリストを信じない私達が可哀想って、思ってるでしょう?
けれど、私はそういうあなたたちが、とても可哀想に思えて、もう続けられなく
なっちゃったの。いつか又会いましょうね」
って、言ってる内に、涙が出てきちゃった。ランguストンへも涙のGood-bye!
だって、みんなとてもいい子達だったからね。
2000年という歴史が証明している「キリスト教は殺戮の宗教」
その宗教に身をゆだねなければ生きていかれない彼等を、哀れと思わずにはい
られないのよ。そして、それぞれのバックボーンが、彼等を宣教師に駆り立てた
みたいで(私が感じた)、それも哀れ。混血・親の離婚・人種問題等などの、
本人の意思と関わりのない理由が、その人間を苦しめてね。そして、永遠の救
いを得られると思い込むことによる安心立命の境地。
見方を変えれば、なんと強欲な!よ。生あるものに必ず訪れる死すら、なにごと
かのものにしようなんてね。傲慢でしょう。
誰が死のうと、世界(自然)は変わらない。だから、ここで謙虚さが求められる
って思うのよ。生きとしいけるものの中の一つという自覚。多くの命の贖いによ
って生かされているという事実。
「キリストの贖い」がベースになっているキリスト教だけど、キリストの贖いより、
多くの生き物の命の贖いで生きている私達であることを感謝する事の方が求められ
ているって思うんだけど。
でも、短い間だったけど、もっと英語に近づけたし、リスニングに対するプレッ
シャーも、随分なくなってきたのは、間違いなく彼等のお陰。
鎌倉、小田原城へ彼等を案内できたのが、せめてものお返し。
アロンへ「22日、エスタンシア・プラザで、スペイン語関係の忘年会。先生は
アルヘンティナだった人よ。いらっしゃいな」「Si」
教会を後にして、目指すは時々お会いしてた英会話クラスメイトのお嬢さんのお家。
NYに旅行だけど、宿が決まってないという彼女のために、NYに住む我が親戚の
子が、そんな人たちのために、自分のアパートの2部屋を開放。その返事と詳細の
案内を郵便受けに。そこのお宅の門扉の前には、大きなペルシャ猫が門番。
「誰?何しに来たの?」みたいに、ニャゴニョゴって。
ちなみに、NYに行きたいけど、宿がねえって、思っていらっしゃる方は、いかが?
詳細をお知りになりたい方はご連絡を!
今まで、延べ人数にして250人の人が泊まったそうよ。リピートの旅行者も。
アロン・・・アルゼンチン人にわか日本語生徒
マッキニィ・・・韓米ハーフアメリカ人宣教師
マルコ(保)・・・南米レストラン・食料品店オーナー
私・・・今日を限りのインスタント日本語、いい加減教師
他
「美味しそう!だけど、なんとなく可哀想」
丸のまんまのチキンが、外の巨大な回転式グリルの中で、ジワ~~って、焼かれ,
い~い色に。マルコ
「朝6時半から焼いてるんだよ」
「エ~ッ、何羽焼いたの?」
「ハッキリ覚えてないけど、すぐなくなっちゃうんだよ」
「それは、それは結構!良かったわねぇ」
22日の「忘年会」の予約をしに行って、ついでに店内に入って、いつものように
「Por cuant vou tomar un cafe,por favor」・・とりあえずコーヒーを1杯ね。
そして、いつものようにポルトガル語を1単語or1フレーズを習う。
「今日は何曜日?」が本日のフレーズ。これは、ほとんどポルトガル語もスペイン
語も変わりなし。
「な~んだ」って、たかをくくると、全く違う表現にぶつかるから、やっぱり外国
語は、難しい。
アロンへの日本語レッスンも、今日が最終日。
5分、10分、15分て、待つけれど、来る気配なし。
しょうがないから、きょうでおしまいの訳をスペイン語で、ホワイトボードに書いて、
ADIOS!
車を発進したら、向こうから必死にペダルをこぐ彼に遭遇。又Uターンして、
教室に。3時からの英会話まで、いつものように容赦なきレッスンよ。
「Todos latin americanos dicen ,siempre "Hasta manana",no?」
笑ってるのよ。「アスタ・マニャナ・・・あしたね」で、済ませるんだからって言ったら。
それでも、彼の努力は脱帽もの。私がピックアップした形容詞を書いた紙を見て、
「40も漢字?」
「何言ってるの!小学生で、2000は覚えるのよ、頑張れ!」
「ワーオ!」
「だけど、アロン君はすごいわねえ。よく頑張ってるわ」
「何、すごい?」「ン~、マーべラス、グレート!ユーアーグッドスチューデント!」
「ホント?嬉しいね。でも、あなたもいい先生だったよ」
って、たったこれだけでも3カ国語ミックス会話なのよ。お互いに都合のいい言葉が、
つい口から出てくるから、そして、いつもそれでわかりあえたから面白かったわねぇ。
「無料英会話教室」を勝手に卒業したんだけど、日本語のお勉強は土曜日だから、
アロンにちゃんと挨拶をしなきゃ!で、出かけたのよ。
マッキニィがいたから、
「宣教師には、自由な時間てないんでしょう?」
「はい、そうです。なぜ、英会話やめるのですか?」
「あなた達を見ているのが辛くなったから。信じられないでしょう?
あなたたちは、キリストを信じない私達が可哀想って、思ってるでしょう?
けれど、私はそういうあなたたちが、とても可哀想に思えて、もう続けられなく
なっちゃったの。いつか又会いましょうね」
って、言ってる内に、涙が出てきちゃった。ランguストンへも涙のGood-bye!
だって、みんなとてもいい子達だったからね。
2000年という歴史が証明している「キリスト教は殺戮の宗教」
その宗教に身をゆだねなければ生きていかれない彼等を、哀れと思わずにはい
られないのよ。そして、それぞれのバックボーンが、彼等を宣教師に駆り立てた
みたいで(私が感じた)、それも哀れ。混血・親の離婚・人種問題等などの、
本人の意思と関わりのない理由が、その人間を苦しめてね。そして、永遠の救
いを得られると思い込むことによる安心立命の境地。
見方を変えれば、なんと強欲な!よ。生あるものに必ず訪れる死すら、なにごと
かのものにしようなんてね。傲慢でしょう。
誰が死のうと、世界(自然)は変わらない。だから、ここで謙虚さが求められる
って思うのよ。生きとしいけるものの中の一つという自覚。多くの命の贖いによ
って生かされているという事実。
「キリストの贖い」がベースになっているキリスト教だけど、キリストの贖いより、
多くの生き物の命の贖いで生きている私達であることを感謝する事の方が求められ
ているって思うんだけど。
でも、短い間だったけど、もっと英語に近づけたし、リスニングに対するプレッ
シャーも、随分なくなってきたのは、間違いなく彼等のお陰。
鎌倉、小田原城へ彼等を案内できたのが、せめてものお返し。
アロンへ「22日、エスタンシア・プラザで、スペイン語関係の忘年会。先生は
アルヘンティナだった人よ。いらっしゃいな」「Si」
教会を後にして、目指すは時々お会いしてた英会話クラスメイトのお嬢さんのお家。
NYに旅行だけど、宿が決まってないという彼女のために、NYに住む我が親戚の
子が、そんな人たちのために、自分のアパートの2部屋を開放。その返事と詳細の
案内を郵便受けに。そこのお宅の門扉の前には、大きなペルシャ猫が門番。
「誰?何しに来たの?」みたいに、ニャゴニョゴって。
ちなみに、NYに行きたいけど、宿がねえって、思っていらっしゃる方は、いかが?
詳細をお知りになりたい方はご連絡を!
今まで、延べ人数にして250人の人が泊まったそうよ。リピートの旅行者も。