ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

しこめ(醜女)の深情け

2005-09-07 13:23:31 | Weblog
 荒れ狂う自然。
台風、ハリケーン、モンスーン、サイクロン。
このところ、中学校時代に習った事の復習をしているみたいなアレヤ、コレヤ。
日本で、最初に有名になった同時通訳の女性が、
「中学英語で充分」て、言ってらしたことも、ついでに思い出したりして。
基礎ですよ、ってことなんでしょうね。何事も基礎って!?

マダム・フルカワは、英語の先生だったわ。どこで教えていらっしゃるかは不明。
昨日の「オラ・エスパニョール」のテーマは、気象だったわね。
唯一の男性生徒は、セニョール・カタオカ。マダムもセニョールも開講以来の生
徒なんですって。6年くらい。 ええ、とっても良くお出来になられるわよ。セ
ニョールは70代前後のお年らしいけれど、それはそれは熱心で、意欲に溢れてお
いでよ。す~ぐ文法を持ち出されるのには閉口だけど。
少し、アヤフヤでいらっしゃると、単語とフレーズを沢山お出しになって。
「そのうち当たる」って。正にその通り。でも、決して
『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる』なんて、失礼な事は言いません事よ、チラッと
かすめたけれど。 だって、数打ちゃ当たる、なんて数すら持ち合わせない私で
すもの。不遜な事は申しません、申せません。 トホホホホ・・・・。

少し遅れて入っていらした女の子。推定30才前後。
このお嬢さんに、ご挨拶して、
「このお教室って、いっつもこんななの?」
「ええ、そうですよ」
「めげそうよ。続けられるかしらって」
「やってらっしゃるじゃありませんか」
「そうなんだけどねえ。アウトラインがやっとこさっとこ。でもそれすら本当か
どうかも定かじゃないって有り様よ」
「大丈夫ですよ」
って、慰めてもらって。岩手に帰省されていらしたとかで、お土産のおせんべ
いをボリボリ戴きながら。このクラスはおやつの時間にお勉強してるみたいな雰
囲気よ。ただ、その間の話言葉はスペイン語。
なんとか会話に加わりたいのだけど、手持ちの駒(語彙)が少ないので、マラソ
ンで、集団が遥か彼方に見えるそれを追っている殿(しんがり)気分。
走ってる?ううん、歩いてる。状態だわ、確実に。
時々、先生が、私に問い掛けてくださるのだけど、半分もわかってるかしら?

かなり悪戦苦闘の1時間半。
スペイン語をお勉強する必要性なんて、皆無なんだけど、この飽きっぽい女が辞
めない理由は? もしかしたら、『醜女の深情け』あたりかもしれないって。
ちっともこっちを向いてくれないツレナイ相手に恋してるような、これなのかも
知れないって。 フフッ、もしかして、胸キュン?いいんじゃありません?
人生、恋焦がれるなんて、そうざらにあるものじゃぁありませんからね。その
対象があるなんて、いつも言うことなんだけど、幸せ者の私なのです。
                          うれしい~~~?! 

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