木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

サツマイモの収穫

2022年10月08日 05時21分22秒 | 耕作放棄地

10月は「豊穣の海」ならぬ「豊穣の農地」である。生命の根幹である米が出来るのと、ご婦人方が大好きなサツマイモの収穫が出来るのだ。米は余りにも重みが過ぎるので横に置いといて、「サツマイモの収穫」を楽しもうかと思う。仲間達も大好きと見え、ほぼ全員が栽培している。無論品種は様々で、お好みなのは「ベニハルカ」のようだ。子狸が植え込んだのは「ベニアズマ」、ベニハルカをと思ったのだが苗が入手出来なかった。家庭菜園等でも超絶人気らしい。元々は「ナルトキントキ」が主流だったのだが、何時の間にか様々な品種が出現したようで、最近はお好み次第。ちなみに子狸の変遷は次の通りである。ナルトキントキ→ベニアズマ→アンノウイモ→ベニハルカ、そして今年は再びベニアズマへ。

ナルトキントキは長年栽培されてるだけあって、安定した結果をもたらしてくれる。始めて挑戦するには相応しい品種かと。ただ食味が少しパサパサするので、賞味には水分を併用する必要があるのかも。他の品種はお好み次第・・・・・・といった印象でしょうか。アンノウイモも評判が高かったのですが、やはり種子島特産のようです。島外持ち出し禁止が解除されたのも、他の地域では同等品は作れないだろう、との自信の現れかも。結果、今年は再びベニアズマに戻った次第。ホクホク感とシットリ感がほど良く含まれた、扱いやすい品種です。

さて収穫作業ですが、スコップでの掘り出しです。二畝栽培してましたが、一畝分は少しづつ持ち帰っていたので、本日は残りの一畝分。そう時間は掛からぬはずです。機嫌良く掘り進んだら、真っ赤なイモが次々と出現、毎度の事ながら嬉しい一瞬です。量的には30キロの米袋2袋弱ほどありました。親族やご近所さんに配っても少々は残るかと。サツマイモはジャガイモなどと同様で、ある程度の長期保存が可能です。非常用に備蓄する事例もありますが、そうそう沢山は食べれません。従って子狸宅では多少残す程度、保管場所が無いという致命的条件もありまして。

オオサカジンの大好物は、「イモ・タコ・ナンキン」と言われるほど。筆頭に上がるのは無論イモ、つまりサツマイモでしょう。出来上がった野菜類はご近所さんに配るようにしてるのですが、とりわけ人気なのがこのサツマイモ、取り合い状態といったら過言でしょうか。ご婦人方が、密かに賞味される模様で、笑顔をもたらす素敵な野菜でしょう。栽培冥利に尽きるかと。

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