肥料の3要素はご存じかと思う。つまり窒素、リン酸、カリの3種だ。窒素は比較的入手しやすいがリン酸・カリは輸入に頼ることが多い。多少なりとも国産で・・・・・と考えるのは愛国者のみならずであろう。我々も同様趣旨でカリ肥料の自作を試みている。といっても格別難しいことでは無く、草木を燃焼させて残った灰を使用するだけ。何方にも可能な簡単な作業なんだ。それでなくとも農作業には残滓や劣化に伴う資材等が存在する。竹の支柱などその典型であろうかと。
資材の現地調達を基本とする我々には竹の使用が結構多い。竹はご存じのように便利な資材だが数年で劣化し処分行為とならざるを得ない。否応も無く焼却作業が必然となってくる。竹を燃やしついでに残滓をもとなるのは当然でしょう。焚き火という火遊びをも兼ねられますしね。
畑の一角に空地を設けており、いわば焼却場となっている。常設場所が必要な程に対象物も多いのだ。反して灰の作成量はそれほど多くは無い。完全燃焼とまではいかないが燃え尽きる事例が多い故だろう。暇を見つけては燃やしている。残った灰は畝を触るときにすき込むようにしている。多少の燃えカスが混じっているが、大勢に影響はないだろう。
燃焼材として使用済みの古竹は最適かと思う。着火の程度も良好で古新聞1枚で簡単に燃え上がる。古竹に着火すれば後は楽勝だ、刈り取った青草を載せておくと燻りながらも燃焼してくれる。冬場の季節など寒いものだから残滓処分より焚き火中心となり勝ちなのはお許しあれ。
それなりに手間暇は掛かるが、割と簡単にカリ肥料が入手出来ますでしょう。カリ肥料はとりわけ根菜類に有効なそうです。無料で入手出来ますので、せっせと活用しようかなと・・・・・化成肥料の購入の方が楽でっせ、とは陰の声。
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