火遊びの話が続いているがご容赦を。通常、火を燃やして焼却処分するのは古竹が多いのだが、場合によっては青竹を燃やすことも。竹を切り出すのは支柱用途が多いのだが、1本伐採して全部を使うわけでは無い。必要部分と余剰部分とが生じるのは必然かと。そこで処分行為となるのだが、消えて仕舞うのが最善なのはご承知かと。いわゆる焼却処分だ。青竹を燃やすにはコツが必要で、慣れるには多少の経験を必要とする。
青竹に直接点火しても燃えてはくれない。まずもって着火自体が不能だろう。そこで着火剤の使用となるが、これまた現地調達の手法による。キャンプ用品の購入などは論外なのだ。一番お手軽なのは落ちている杉の小枝であろう。古新聞→杉枝→古竹→青竹・・・・・の順番を辿ると、燃えにくい青竹も燃え上がってくれる。手間暇は多少掛かるが、青竹も燃えるのが不思議な現象かと。
竹を伐採して使用するのは幹の部分、小枝や幹の頂上部分はどうしても残ってしまう。残った部分を放置する訳にもいかず、折を見て焼却となるのが通例だ。そこでの手法が上記の手順、燃えにくかった青竹も不思議と燃え上がってくれる。ベースとなるのが古竹の火力であろう。
最初は面食らった。燃えるはずが無い青竹が燃えるのだから。しかしながら考えてみれば当然かもと。山火事を想像すれば理解できるが、生きた立木が次々と燃え広がっていくのだ。火力の持つ恐ろしさであろう。カリフォルニア州の山火事は無事に鎮火したのであろうか。
この手の方法論は「大御所」に教わった。彼は幼少期からの体験の積み重ねで、自然界との共生手法を会得したのだろう。青竹の処分にのみならず草刈り後の雑草処分にも応用可能なのだ。
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