村内には「スイセンの丘」が存在する。「道の駅ちはやあかさか」から徒歩10分程度の距離だが、休耕地を活用してスイセンが無数に植え込まれているのだ。本数は5万本とも言われており、噂の越前海岸や淡路島にもひけを取らない存在かと自負する者も。付近一帯はサクラの名所「奉建塔」の存在もあり、併せてお楽しみ戴ければ幸いかなと。
植え込まれた品種は「ニホンスイセン」、最も多く目にするタイプだ。白い花で中心部が貴色の外観、詳しくは画像でご確認を願います。確か越前海岸も淡路島も同様タイプだったような気が・・・・・・。他にも良く目にするのが花全体が黄色の「ラッパスイセン」だが、当地には植えこまれてはいないようだ。近隣では和泉市のリサイクル環境公園に存在があったように思うので、ご参考まで。
スイセンで思い出すのが事故の話。スイセンが開花中は問題無いかと思えるのだが、開花期以外には茎のみの存在となり野生のニラと酷似している。野草摘みの人々の中で、スイセンとニラを誤認して採取し食材として使用して中毒症状を起こしてしまうケースもあるそうな。スイセンの所属がヒガンバナ科と言えば想像つかれるかと思うが、毒草である。くれぐれも野草採取にはご注意を。
農園内にもスイセンが植え込まれている。こちらは公設のものでは無く、例の「千早の忍者」氏が植え込んだものだ。数量的には決して多くはないが、結構綺麗な花を咲かせている。冬場のモノトーンの世界に白い花だから、艶やかさや華やかさには欠けるが結構人目を引く存在だ。千早の忍者氏も多忙な中で花卉栽培に熱中しており、仲間達を楽しませてくれる。今年こそコウテイダリアの開花を待ち望んでいますので。
スイセンは花期が長く、条件によっては12月から5月頃まで楽しめるようだ。当地のスイセンは其処までの元気は無く、2月~3月位までだろうか。春の到来と共に主役の座を明け渡すようだ。春の到来とも為れば千客万来、多様な色彩の花々が咲き誇る。それまではスイセンに頑張って戴きましょうかな。
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