サツマイモに異変が生じている・・・・・と既述したかと思うが、原因究明と対策は不明なままであった。現場を何度か確認した長老から一つの仮説が。「水分が足りないのでは無いか・・・」との問題提起であった。現場は関与する農園の中でも最も広い耕地、其処を子狸、長老、大御所、百姓候補生氏と4名の仲間が関わっている。無論、各位がサツマイモをも栽培して茎類は元気溌剌なのだ。子狸の畝だけ水分不足とは。チト考えにくいのでは無かろうか。
と返答しつつも想像してみた。子狸の畝は西の端、しかも隣地の長老の耕地とは1メートル余の段差がある。日照は当たりすぎるほど、東上段の田圃からの洩れ水は期待できない・・・・等々を考慮すると、長老の仮説も否定は出来ないだろう。ものは試し、対応策を実行してみるか。幸いにして水タンクには満杯状態、200リットル位の水は確保している。
何時もと違って水タンクを水源とし、ホースをサツマイモ畑の近くにセットする。そしてサツマイモを植え込んだ畝2本とダイコンの予定地を対象とする。エンジン始動、元気よく水が飛び出し、水タンクの容量が尽きるまで対象地に散布を行った。一般的には過剰散布とも思えるが、長い月日雨も降っていない。畝全体を底から湿らせる必要があるだろう。
200リットル位の貯留水、散布しだしたらあっと言う間の時間だった。畝が底から湿ったのかは不明だが、今までよりは良き環境への変化だろう。一番良いのは降雨なのだが、当面は好天続きのようだ。
果たして長老の仮説が該当してるのかどうか。半分疑問だが、可能性のあるものは試した方が望ましいだろう。そういえば昨年もサツマイモは同じ場所だったが、子狸のサツマイモは少々収穫量が少なめだった。昨年も夏の日照りが続いたことを記憶している。ひょっとしたら昨年も今年も水分不足の影響でサツマイモが成長不良に陥ったのかも。長老の推論は正しいのかも知れない。
〇散水後、水タンクの水源は空っぽに。
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