冬野菜の種蒔きをやってそこそこ大きくなって来た。途中、難儀なのがアブラナ科の野菜達だ。初期消毒にネット構築など、可能な範囲の対策は行った。にもかかわらず・・・・・・・と言う一言が実況を現しているかも。種蒔きし発芽してしばらくは幼苗で過ごす。この時期が美味しいみたいで害虫たちの格好のターゲットだ。そこで初期消毒となるのだが、タイミングが難しい。出来れば害虫たちの襲撃直前が望ましいが、見極めに迷うところ。
今回の種蒔き・発芽ではダイコンが最も上手くいったケースだろう。結果論だが、害虫襲撃の直前消毒だったみたいで、幼苗期を上手くやり過ごしたのだ。現在はかなり大きくなって、この段階になると食害されても大きな支障は無い。前後して種蒔きしたカブやミズナそれにハクサイなどは害虫たちに襲われ見る影も無かった。二度目、三度目の種蒔きとなった次第だ。ただハクサイだけは苗購入だったのでタイミングが合わず再度の植え付けには到らなかった。
ハクサイとキャベツはネット構築で対処したのだが、ネットに隙間があったのか害虫が入り込んだ模様だ。ハクサイはほぼ全滅、キャベツはかろうじて・・・・・の状況だろうか。他の品目は幼苗期に希釈した乳剤散布で対抗したのだが、タイミングが若干遅かったようで効き目が見られなかった。
農薬散布を厭われる方々も少なく無いが、子狸はアブラナ科の野菜に限っては「止むなし」の判断をしている。但し、幼苗期限定で、そこそこ大きくなったら中止している。多くの野菜は3~4ヶ月の栽培期間、消毒を幼苗期に限定すれば収穫期には大きな影響は無いかと考えている。
青々としたダイコン葉を眺めていると何とも嬉しくなってくる。葉を使ったダイコン飯を作るわけでも無いが、何とか有効利用したいものだ。山の神に聞いたら、当節ダイコン1本が300円前後だとか。1本98円とかのイメージしか無いのだが、世間知らずなんだろうな。