太陽光線の直撃の下、「ミニ耕耘機を借りるぞ」、「どうぞ」、・・・・・・そんな会話と共に別れたのは一昨日の昼前だった。30数度を超える猛烈な暑さに耐えれなかったのだ。「長老」は頑張る所存らしい。昨日、農園へと出向いた直後に彼の耕地を訪ねてみた。会話の後の状況が楽しみでもあったのだ。結末はあれこれ語るよりも画像の閲覧の方が早いだろう。百聞は一見に如かず・・・・・だ。一覧されてお解りかと思うが、夏野菜畑(全部では無いが)は綺麗に整理され、耕地は柔らかく耕耘されていた。どうやらミニ耕耘機が活躍した模様だ。
ご存じかと思うが冬野菜といっても種蒔き時はバラバラ、早い物もあれば遅いのも存在する。最も早めの種蒔きを要求するのがダイコンとカブであろう。一般的には8月の末からシーズンに入る。時期的には今が種蒔きシーズンなんだが、この暑さだ。一寸、タイミングを図る必要があるだろう。長老も重々承知の上で間合いを計っているのだろう。それにしても綺麗に整理整頓された畑だ。
片隅に雑草が寄せてあったが、耕地の中に含まれていた根っこ類を取り除いたのだろう。単純にミニ耕耘機を走らせれば良い・・・・とはいかないのだ.無論,その前は刈払機が活躍したかと思うが、これまた刈払機のみで片付くものでも無い。刈払機→手鎌→耕耘機→手作業での拾い、と何種類もの工程を経ているのだろう。
それにしても段取りが早い。長老の得意技でもあるのだが、先を読んで早めの対策を講じるようだ。仲間内でも冬野菜への着手が一番早いようで、セオリーどおりの日程が可能な模様だ。子狸など未だ雑草処理に追われミニ耕耘機を走らせるどころでは無い。上述の工程でいうと刈払機の段階なのだ。基本的に暑さに弱く且つ寒さにも弱い。春と秋とを好むのだが、そうそう都合良くは行かないものでして。
恐らくだが長老の狙いもダイコンとカブにあるのだろう。ダイコンは好みが激しいようで、毎年極太ダイコンを栽培している模様。我々が栽培する青首ダイコンに比し、直径がかなり大きい。何でも煮物に適しているとか何とか。青首は汎用タイプだろう。カブの好みは忘失したが、子狸は中カブの採用が多い。かっては聖護院カブを使用していたが、少々大きすぎたようだ。
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