子どものこころの発達を知るシリーズ⑤
心身症の子どもたち
──ストレスからくる「からだの病気」
心身症の子どもたち
──ストレスからくる「からだの病気」
著:田中英高
発行:合同出版 A5判ソフトカバー(134ページ) 定価:1,500円+税
発行:合同出版 A5判ソフトカバー(134ページ) 定価:1,500円+税
異常行動が目立つ子や保健室に通う子などは、多くの場合「問題児」扱いされがちですが、心理社会的ストレスからくる「心身症」を伴っていることが多いようです。
子どもたちにとっての「社会」は、主に「家庭」と「学校」ですが、現代はそのどちらも子どもたちにとって非常にストレスのかかる場所になっています。
例えば、親と子の絆が強すぎる場合、なにかと家庭問題を生んでしまうこともあるようです。
絆の強さを「絃」に例えれば、張りが強すぎても弱すぎてもよい音色は出ないように、中庸が大切です。
「心の調律」ができれば、親子の葛藤は解消され、家庭は安心できる場所になるでしょう。
それがすべての家庭に広がれば、自然に幸福な社会が実現するはずです。
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