日々の生活から

毎日の生活で感じたこと・考えたこと

2006年まとめ

2006-12-31 20:51:48 | やってみよう
2006年のブログは11月から休止してました。
今朝メモを元に11,12月分を記入。

記事数は以下のとおり。

エクササイズ(64)
きれい・美しい・かわいらしい・素敵(32)
おいしい(0)
着物(7)
本(30)
やってみよう(0)
意味(1)
言葉(0)
日常(0)
意見(1)
映像作品(7)

2006年始めに立てた目標
「計画を立てて物事を進める」でした。
んー。相変わらずやれるだけやってという進め方でした。それでも、以前より「やる」時間が増えたようです。特に終盤はなかなか頑張ったかな。これはチーム人数が減って動きが軽くなったことが大きな要因だろう。
7月中旬から12月28日まで禁酒。納会で、臨戦態勢を解く意味で飲みました。頑なに自分が頑張ることよりも全体が回ることを考えることが、自分には求められている。真面目も休み休み、ね。

そして、結婚が決まったこと。色々と悩むことも多かったが、パートナーに感謝している。


こころの処方箋 / 河合隼雄 / 新潮社

2006-12-31 09:29:00 | 

ずいぶん昔のベストセラー。古本屋にあったので購入。今年のいつごろだったか著者が入院したと聞いたが、その後はどうなったのだろうか。

1992年発行。この頃、バブルが消えつつあった時期だ。ということは、連載当時はいけいけの時代だろうか。

会社帰りにぼちぼちと読み進めた。「こうしたら良い」という指針はないが、考え方を広げる話が多い。

100%正しい忠告は、まず役に立たないが、ある時、ある人に役立った忠告が、100%正しいとは言い難いことも、もちろんである。(P.18)

日本的マジメは、マジメの側が正しいと決まりきっていて、悪い方はただあやまるしかない。マジメな人は住んでいる世界を狭く限定して、そのなかでマジメにやっているので、相手の世界にまで心を開いて対話してゆく余裕がないのである。(P.58)

マジメな人は自分の限定した世界のなかでは、絶対にマジメなので、確かにそれ以上のことを考える必要もないし、反省する必要もない。マジメな人の無反省さは、鈍感や傲慢にさえ通じるところがある。(P.58)

人間の心のエネルギーは、多くの「鉱脈」のなかに埋もれていて、新しい鉱脈を掘り当てると、これまでとは異なるエネルギーが供給されてくるようである。このような新しい鉱脈を掘り当てることなく、「手持ち」のエネルギーだけに頼ろうとするときは、確かに、それを何かに使用すると、その分だけどこかで節約しなければならない、という感じになるようである。(P.98)