「かたちだけの愛」が良かったことをカミさんに話したら、この本のタイトルが出てきた。
恋愛小説だが、前半の展開に「そんなことが起こるか」という驚き。後半の愛の幅広さに豊かな気持ちになれた。
filerの久保さんが、平野啓一郎が出ている雑誌記事について紹介してくれている。
https://voicy.jp/channel/794/277492 (有料コンテンツ)
それによると、「人と環境を考えたとき、人はこう動くしかない、という所まで考えているからこそ、こうした物語が生まれる」とのこと。
いやいや、こうまで幅が振れる環境設定をどう思いつくのか、とも思ったが、良い話だった。
映画もあるが、自分からは観に行かないかな。音楽の描写を聞き取る自信がない。