5年間一緒に暮らしたうさぎのプリンが天に帰っていきました。
1か月前位から、後ろ足がもつれるようなしぐさを見せていましたが、加齢のせいと甘く見ていました。
この時に、既に胃腸の調子が悪く、力が入らなかったのでしょう。
プリンがペレットをねだるばかりで、野菜をあまり食べなくなっていたので、ペレットを与えないようにしていましたが、それも体力を削ることになっていたのかもしれません。
実家から野菜をもらっているので、それを食べることが最も良いと考え、そちらに誘導したつもりが、命を縮めることに繋がったようです。
「ペレットを減らして、野菜を食べるようにする。健康的で経済的。」100点ではないが合理的で、そう行動することが最善だと思ってました。
私は「自分の考えが合理的だから、それに沿って行動するべき」という、自分のやり方を人にも強く求めてしまう。
子供にも「つべこべ言わず、言われたとおりにしろ。俺は、君の何倍も生きてきて、考えて、失敗して、そこから考えた方法だから、こうするのがベストだ」という態度で接してしまう。きっと仕事でも。
プリンはその命をかけて、私の考えが全てではないことを教えてくれた。
私に必要なのは、理屈を手放すことではないと思う。必要なのは、理屈が上手く行っているのか確かめながら進めることだろう。主観だけでなく、客観で裏付ける。客観が全てではないが、客観なしにはわからない。