土方奈美さんのvoicyで紹介があって読んだ。
紹介の中では、小説なので在日韓国人に対する差別が糾弾とは異なる視点で読める、というような話だった。
日本がした差別はやはり重い。世代によって、のしかかり方は異なるが、重いことに変わりはなく、変わらずに今も続いている。
ヘイトスピーチが問題になったのは数年前で、現在、そうしたニュースはあまり聞かないが、なくなったわけでもないだろう。
多様性に向き合うコストは高く、自分も遠ざけてしまいがち。
アメリカでこの作品が人気になったというので、こうした差別や生きにくさがあるのは日本だけではない、というのが自分の救い。
ちょっと前に、ちきりんのvoicyで、人口減の日本で日本語を話せる外国人を排除することはとてももったいないこと、という話があり、納得した。
多様性に向き合う強さを身に着けよう。