僕の電車のお客さん(1)

2015-06-01 21:26:45 | 童話
僕のお父さんは毎日電車に乗って会社へ行きます。

お母さんはお買い物をするのは近くのスーパーですが、時々電車に乗って遠くのデパートへ行きます。

だけど、土曜日と日曜日は、お父さんもお母さんも、僕の電車のお客さんになります。

昨日は新幹線だったので、日曜日の今日は蒸気機関車にしよう。

僕が運転手で、助手は犬のシロです。

そして、ホームのアナウンスがありました。

『左の方から蒸気機関車が入って来ます。お客さんは切符を買って、客車がちゃんと止まるまでお待ちください。』

『シュッ、シュッ、シュッ、シュッ。』

『停車位置よ~しっ。』