フォードの本の面白さは、裏表紙にありました。
アメリカ合衆国の地図の上に、事業所が宝石のようなピンで示されている絵でした。
地図が好きになるきっかけの1つがこの絵でしたが、昭和30年代にはなかった色彩感覚に魅せられていました。
そしてその後ろにはどのようなストーリーが隠れているか。
経営学のことばが飛び交う中、その意味も知らないうちから、わからないけどわくわくしていました。
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私の幼少期の30年代は、無意識のうちにアメリカ文化の洗礼を浴びていた時代だったと思います。
というわけか、3丁目の夕日にも、お台場のアミューズメント施設にも違和感を感じてしまいます。
昭和30年代ブームで、人間は過去を美化しがち・・・と昨日のスタメンで言っていましたが、過去の記憶は千差万別、あのころは良かったと思うのも千差万別。
今をどうする。これからをどうすると考える。それがおもしろい。