精密測定研修の2回目を先日受講しました。
自分の勉強よりも収益事業にプライオリティとキャパシティを注力してしまい、没頭できなかったのが、本当に残念でした。
さて、写真の赤い球状のものは、3次元計測器の接触子(スタイラス)です。
ルビーを使っているのは、硬さの面はもとより、人工ルビーが工業的に安定していて、異方性がないからということです。
アルミはルビーと引き合うという性質があるので、アルミの場合はセラミックスの接触子を用います。
用途によって色々な大きさがありますが、小さいものは私が用いるわけではないのですが、触るのに躊躇するほど繊細なものです。
これは3次元測定器の接触子ですが、同じ計上を図る測定器でも、計測対象によって、計測する目的によって様々な接触子があります。
前回は、何気なく接触子を見ていましたが、今回、測定方法との関係についての理解が深くなった気がします。