初めて鋳物の町に触れたのは、小学校6年生のとき、小学校の図書館(図書室)で子供向けの本を読みつくした感(あくまでも感じ)があって、職員用の棚の早船ちよ作「キューポラのある街」を読んだ時だったと思います。
生意気に大人向けの本を読んでも、キューポラのイメージがわきませんでした。
川口は両親の里帰りの通過点だったので、キューポラをあれがそうだと教えてもらったのですが、黒い感じでしたが、あまり印象には残りませんでした。
初めてこの物語の映画を見たとき、暗くて、最初に小説を読んだときのイメージとのギャップを感じました。
ところが、今、鋳物工場の現場から受けるイメージは・・・たまたま私が知っているところだけなのかもしれませんが・・・戦略的な設備投資と将来を見通した経営戦略、改善の意欲に溢れた経営者 です。