知りたがり

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鋳物の町川口 その7 2

2007-12-06 23:01:02 | ものづくり みつけた

初めて鋳物の町に触れたのは、小学校6年生のとき、小学校の図書館(図書室)で子供向けの本を読みつくした感(あくまでも感じ)があって、職員用の棚の早船ちよ作「キューポラのある街」を読んだ時だったと思います。

生意気に大人向けの本を読んでも、キューポラのイメージがわきませんでした。

川口は両親の里帰りの通過点だったので、キューポラをあれがそうだと教えてもらったのですが、黒い感じでしたが、あまり印象には残りませんでした。

初めてこの物語の映画を見たとき、暗くて、最初に小説を読んだときのイメージとのギャップを感じました。

ところが、今、鋳物工場の現場から受けるイメージは・・・たまたま私が知っているところだけなのかもしれませんが・・・戦略的な設備投資と将来を見通した経営戦略、改善の意欲に溢れた経営者 です。

鋳物の町川口 その7 1

2007-12-06 22:29:08 | ものづくり みつけた

川口駅の東口を降りて突き当たりに、川口キャスティというビルがあります。

川口鋳物工業協同組合の建物で、キャスティはキャスト(鋳物/出演者)とシティ(都市)の組み合わせた造語のようです。

もちろん以前に紹介したキュポラというビルもあり、鋳物工場の後がビルになってしまいましたが、川口市のシンボルは今も鋳物なのでしょうか。

折りしも、川口駅のコンコースから入ったところに、埼玉県鋳造技術コンクールの鋳造製品が展示されていました。

とはいうものの、年齢の若い女性対象の店舗が多いところで、もう少し仕掛けが必要なのかもしれません。