6月に参加した産学官連携推進会議分科会Ⅰ「科学技術による地域イノベーション」のまとめは、
①中小企業自身による「つなぎ力」の強化
②地域主体のイノベーション戦略の策定
③国による各種連携を誘導する仕組みの構築
により、「地域のイノベーション能力」向上を図る必要がある。
であるとHPに記述されています。
私自身がこの分科会に参加し、さらには、中小機構のワークショップに参加し印象的だったことは、支援専門家の役割でした。
支援専門家の役割・機能は、経営戦略・全体戦略がわかる人材が必要とされているという分析結果でした。
つまり、経営戦略として今後の企業のありたい姿を明確に描き、それに合致した研究開発活動なのかどうか・・・
これは、先日の研究会の中小企業と知財戦略についての論旨とも共通していました。
経営戦略・全体戦略として、どのように取り組んでいくのか。
企業は生きもの。ましてや規模が小さくなればなるほど、不確実性が高まるもの。