知りたがり

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産学官連携推進会議 その3

2008-08-21 19:42:51 | 探す

6月に参加した産学官連携推進会議分科会Ⅰ「科学技術による地域イノベーション」のまとめは、

①中小企業自身による「つなぎ力」の強化
②地域主体のイノベーション戦略の策定
③国による各種連携を誘導する仕組みの構築
により、「地域のイノベーション能力」向上を図る必要がある。

であるとHPに記述されています。

私自身がこの分科会に参加し、さらには、中小機構のワークショップに参加し印象的だったことは、支援専門家の役割でした。

支援専門家の役割・機能は、経営戦略・全体戦略がわかる人材が必要とされているという分析結果でした。

つまり、経営戦略として今後の企業のありたい姿を明確に描き、それに合致した研究開発活動なのかどうか・・・

これは、先日の研究会の中小企業と知財戦略についての論旨とも共通していました。

経営戦略・全体戦略として、どのように取り組んでいくのか。

企業は生きもの。ましてや規模が小さくなればなるほど、不確実性が高まるもの。

中小企業と知財戦略

2008-08-21 07:07:41 | 探す

昨晩の研究会の報告は、中小企業と知財について生々しく、かつ、論理的にまとめられた内容でした。

生産革新とか、生産改善とか、生産情報システムとかが研究会の主題なので、珍しい内容でしたが、私にとっては現場に近く、深く共感しながら聞いていました。

「知財は企業における戦略に基づいて創造、保護、活用される。従って、知財は本来、事業戦略や事業計画と密接な関係がある」という認識に立った内容でしたが、論旨を突き詰めていくと、産学官連携とも共通するものがありました。