知りたがり

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台風6号の顛末 その3

2011-07-21 21:04:44 | こんなこと

翌朝は、台風一過の穏やかな内海でした。

昨日、見えたり隠れたりしていた女木島はくっきりと浮かんでいました。

高松は生まれた町です。

履歴書には香川県高松市出身と書きます。

けれども、父の仕事の関係で住んでいたところなので、親戚がなく、10年ほど前に懐かしいところを1日ほど散策しただけで、仕事の関係で立ち寄っても、夜ついて早朝出発とか、用を済ませて次の仕事へなど、立ち寄るだけの街になってしまっています。

連絡船があるときに離れてしまったので、港の様子も変わっています。

赤灯台のそばまで歩けると知って、出かけるまでの時間歩いて行きました。



午前0時ごろ大潮ということでしたが、潮が被った跡が広がっていました。

振り返ると、

懐かしい山の前にはビルが立って、全体を見ることができませんでした。

・・・・

台風の進路に合わせて陸路を帰るのが心配でしたから、揺れるだろうなあと思いながら、飛行機で帰ることにしました。

空港までの道すがら、懐かしい街を通りました。

仕事モードから割り切って休暇のつもりでめいっぱい楽しめば良かったかなとも思いました。



状況が分からなかったので、早目に、

予約してあったチケットを購入して、さぬきうどんを食べ、展望デッキから高松市内を見下ろしました。

今度は時間をとって栗林公園を見に行こう・・・などと思いましたが、

雲の重さのほうが気になりました。

ふと、タイヤが並んでいたので・・・



右側の小さなタイヤが、YS11のもの。

高松から大阪、大阪から羽田と、子どものころ乗った飛行機の揺れを思いだしました。

帰りの飛行機は、台風の横を飛びました。

小刻みに揺れが続きましたが、子どもの頃の怖さはありませんでした。

台風6号の顛末 その2

2011-07-21 20:40:26 | こんなこと

ホテルについて明日のJR四国の運行予定をネットで確認しました。

すると、始発から運休と。

慌てて駅に向かいましたが、みどりの窓口は終了。

改札口の駅員さんに尋ねましたが、ネットと同じ答え。

岡山の乗換えの時には、最終の南風に間に合ったので、高知までは行けたはず。

もっときめ細かく情報収集しておけばよかったと後悔しました。

翌朝、窓から見たフェリー乗り場には波が乗り上げていました。



朝はまだ高知まではバスが走っていたので、高知まではいけると仕事先に連絡しましたが、そこから先が大変なことになっていて・・・

帰るにしても、飛行機はもちろん、瀬戸大橋も渡れない。

結局、ホテルにもう1泊して帰ることにしました。

ホテルから駅を見ると・・・



雨と風とが荒れて・・・

人影がなく・・・

午前中はそれでもバスが走っていましたが、そのうち車も少なくなってきました。

ホテルの部屋はまるで外界とは切り離された空間でしたが、風が強い時は少し建物が揺れるのを感じました。

・・・

ベーカリーでケーキを一つだけ買って、



嵐の中で場違いな時間。