
いよいよ春も終盤となりました。
二十四節気は「立春」から数えて6番目の「穀雨(こくう)」になりました。
この次の季節は、もう立夏となります。
穀物の「穀」と「雨」という字がこの季節のことをよく表していると思います。
春の雨が降ってたくさんの穀物を潤すという意味ですね。
また、この時期に降る雨のことを「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」と呼んで、穀物に実りをもたらす恵みの雨とされているそうです。
これも良い名前だと思います。
ちなみに春の雨には、穀物を育む雨を「瑞雨(ずいう)」、草木を潤す雨を「甘雨(かんう)」、花が咲くように促す雨は「催花雨(さいかう)」、菜の花が咲く頃に降るのは「菜種梅雨(なたねづゆ)」とたくさん名前があるそうです。
農家の方は、昔から「穀雨」を農作業の目安としていたそうです。
この時期には、気温も上がり、霜が降りる心配がなく、穀物の成長に必要な雨が降るからです。
さっそく明日は雨が降るそうです・・・。
穀物の成長に必要だと言われると、少しくらいの雨も仕方がないと思ってしまいます。
この花は、近所の散歩コースに咲いていたジャーマンアイリスです。
先日撮影したのが、スパニッシュアイリスだったのですが、少し模様が違うようです。
先日撮影したアイリスは、花に黄色い模様がありました。
この花にはありませんね。
今週はこの花がたくさん咲いてきています。
他にも紫色の花がありました。
植物園でもたくさん咲いていたショカツサイ(オオアラセイトウ)です。
植物園ほどではありませんが、たくましく育ってきました。
ショカツサイもこの時期の花ですね。
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