かんりにんのひとりごと

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石川五右衛門は南禅寺三門に登れない

2024-09-07 | 観光・旅行・京都検定

今日はニ十四節気の『白露』を迎えました。

空気が冷えて、朝露が見られるはずですが、全くその気配はありません。

京都は暑い天気となりました。

そんな中、朝から恒例の京都歩きに出かけました。

以前から行きたいと思っていたのですが、人が多いと思って敬遠していた南禅寺です。

この三門には、以前のぼったことがあります。

歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言ったことで、有名ですね。

実はこの石川五右衛門は、安土桃山時代の盗賊なのですが、南禅寺の三門は、石川五右衛門が産まれる前の1447年に火災で焼失しています。

次に、三門が再建されたのは1628年、藤堂高虎という武将が大坂の陣で亡くなった家来を弔うために建てたものとなります。

石川五右衛門は、1558年に産まれて1594年に亡くなったと言われています。

ということは・・・どう考えても、石川五右衛門が南禅寺の三門に登ることは、できないということになります。

これも、大河ドラマと同様に、歌舞伎のストーリーとしての演出ということになるのでしょうね。

やっぱり、石川五右衛門が三門に登って、夕日を見ている感じが良いなあと思いますね。

三門に登るのには、別料金が必要です。

今日は登りませんでした。

今日の目当ては、小堀遠州が作庭したという方丈の庭園を見ることでした。

こちらが方丈です。

この方丈は国宝に指定され、方丈の庭園は小堀遠州と言う有名な作庭家が作ったとされています。

近くに大きな石を配置し、遠くの方には小さめの石を配置されています。

恐らく遠近法を意識していたのではないかと言われています。

暑いせいもあるのか、観光客は少なくて、ゆっくりと見学することができました。

方丈の裏側にも回ってみました。

ここにも百日紅がありました。

久しぶりの寺院巡りで、疲れていたのが、ほっこりできました。

ここは法堂と呼ばれるところで、天井には龍の絵が描かれていました。

一度消失したらしくて、明治に新しく立て替えられたそうです。

天井の龍は明治から大正の画家今尾景年(いまおけいねん)という方です。

この後は、塔頭の天授庵や金地院、また写真映えする水路閣にも行ってみました。

長くなるので、また明日にでも続きを書きたいと思います。

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