オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

歴史の悲劇が、全て喜劇になる時

2019-08-15 11:56:36 | 銀座の周旋屋

 

 

 8月に入っても、日銀はほとんど毎日のように、株をせっせと買い続けている。

 日銀・政府に嫌われなければ、本業など適当に決算しておけば、株価は上がる、そんな無茶苦茶な状態。

 国の借金も、いくらでも膨らませて、それで政府の言うことを聞く企業や組織は安泰でいる。

 こんな茶番劇が世界中で続いているが、資本主義だの、自由経済だの、金融工学だの、偉そうなことよ。

 すでに各国の貨幣価値のバランスすら失われているのが現状だが、それを保つためにと為替のレートがある。

 主客顛倒、笑わせることだ。

 印刷した紙幣を使う企業や個人はいつも限られている。

 英雄物語や、スターや人気者も、あらかじめ作られた筋書きどおり、退屈なことだが、国民の多くはみな拍手喝采、お涙頂戴で大騒ぎして喜んでいる。

 自分の愉しみを持たないチンケで退屈な人たち。

 ・・・なにが楽しくて生きて居るの?

 

 中国とロシアが中心の時代になると、ずっと言っている。

 アメリカはトランプを看板にして、世界からの撤退に専念し始めている。

 アメリカ国内の大メディア群を使って、旧態勢力の抵抗は相変わらず凄まじいばかりだが、関係なしに進んでいる。

 老獪キッシンジャーがロシアや中国と、行き来を繰り返していた時代から、それは決まっている。

 中国が開発を行っている北極海を通る交易ルートと、一帯一路政策が世界の中心になるのは目に見えている。

 日本は? ナニをやってるんだろうね?

 幼児性の抜けないヨダレカケ国家。

 これは国民の多くもそういうことだ。

 毎日のようにテレビや新聞やネットのニュースで騒々しい話題、開いた口が閉まらない。

 作り物の三文芝居な事件も多くなってるというのに・・・。

 呑気なもんだ。

 時代は大きく様変わりしておるというのに、昭和の時代がまだ続いているような令和、お笑いだろう。

 

 ・・・むかしは残酷なことが多かった・・・

 こういうことを抜かしてるお幸せな大人たちは、国家に従順な群れにいることが平和と安心だと信じてる。

 モルモットの生活にも似ているが、そんな生き物として奇妙で不健康な社会が、何代もずっと続くものでもない。

 いま現在でも、残酷なことはあちこちで起きているが、知らない、知ろうとしない、知らないフリをしてるだけ。

 いかがわしいのは、そんな安穏と暮らしてる大勢の市民というものだが、いつも誰かが生贄にはなってる。

 

 犬伏の別れ、真田昌幸と、その子の信幸と幸村、三人で隠密裏に会談した、という。

 会津上杉征伐へと向かう徳川軍のなかに居て、その虚をついた石田三成の旗揚げを聞き、三人で話し合い、心を一つにした。

 歴史の解釈では、信幸は徳川方に残り、昌幸・幸村は石田方に寝返る、今生の別れだと言っている。

 武士として、胸を張って殺し合いをしようという美談になってしまってる。

 俺は山の帰りにはいちいち史実の現場に立ち寄り、景色を見て思いに耽り、武田勝頼すら生き残り、栃の関所の代官となったりしてたんじゃ~ないかと疑ってる山馬鹿だから、素直には信じてない。

 敵味方に分かれた意味は、お家の存続と、どちらが負けても命乞いをして助け合い、家と命は守るという再確認の話し合いだったと想ってる。

 戦国時代の話は、後世の歴史家や権力者によって都合の良い美談ばかりに書き換えられている。

 武士道とは、死ぬこととみつけたり・・・武士とは、腹を切り見事に死ぬものだ・・・身代わりの骸を置くことで、その定義は完結していた。

 なんとしてでも生き残る、これが獣や植物の大前提だ。

 戦国時代から、死んだ筈の武将は実は名を変えて生き残っていた・・・俺はほとんどがそうだったと思ってる。

 山や海で遊び惚けている俺も、それしかない。


夏の海で溺れるなんて、勿体ない

2019-08-13 09:26:34 | 銀座の周旋屋

 

 夏になると、海や川で溺れて死んでるものがいる。

 大昔からのことで、冬になれば雪山で遭難してるのもおなじだ。

 誰かと海に泳ぎに行くとき、爺ぃの俺はまず一人で海に入り、慣れた海でも沖までゆったりと泳ぎ出る。

 近海の天気図はあらかじめ普通に頭に入ってるし、満潮・干潮、そんなこともあらかじめ頭に入ってるのは、当たり前のことだ。

 あとは現場で雲の形や風の向き、潮の色を見て判断する。

 そうして水しぶきを上げながら浜に上がったら、だいたいの流れと危険な場所について話して置く。

 海底の状況を見れば引き潮の強さも解るから、ときどき潜って裸眼で確認しておく。

 俺はガキの頃から、海でもゴーグルなんざいらない身体になってる。

 山でも無駄な装備が必要ない。

 こういう当たり前のことを、爺婆や大人たちが子供や若者たちに伝えてやらないから、死人が出てる。

 そんだけのことだが、それが一番大事なことだ。

 ところが現代の爺婆や大人たちは、それが出来ないみみずくの群れ。

 何十年もの間、ナニをやって生きて居ったのか? 不思議な大人社会だ。

 馬鹿な奴らが多くなると、規制やルール作りが厳しくなり、楽しく遊べなくなる。

 オツムの足りない連中のせいで、迷惑なことよ。

 宇宙の、地球の、大自然の、人間の想像をはるかに超える恐ろしさすら、知らないまんまに生きて居る。

 

 ・・・ということで、台風のきている太平洋でも、泳いでいる。

 気象庁の言う2~3mくらいの波であれば問題ないが、それもアテにはならない。

 クロールや平泳ぎしかできない連中には無理だ。

 抵抗が多すぎるし、まわりが見えなくなってしまう。

 細い錐のように強い波に穴を開ける、そんな横泳ぎが一番に進む。

 あとは波に乗ってぐわんぐわんと揺れながら、怪しい雲を眺めている。

 海では一匹の魚になったような気分になってる。

 山ではのしのし歩く熊になってるのと、おなじだ。

 176せんち、74キロ、一年中、山や海で遊んでるから、身体は丈夫なまんまだ。

 60年、俺はこうやって日本で生きて来た。

 とうの昔に、人間の社会での争いには飽いてしまってる。

 

 情報を弄ぶものは、いずれその情報に息の根を止められる。

 メディアに持ち上げられて神輿に乗って喜々と踊り狂うものは、じきにそのメディアに息の根を止められる。

 人間の歴史がその繰り返しでしかないのに、いまだに情報を操作し、ねつ造し、偏向・洗脳、そればっかだ。

 進歩とは? なにのことを進歩というのか? 大勢の、善良なる市民の群れは、ただ退化しかしてはいない。

 情報とは、それが絶対で多くの支持者がいるもの? 何気なく聞いている歌の歌詞が、洗脳に使われている。

 普通で良い、平穏で良い、波風立てないで良い、それこそが他の人間にとっての大きな障害となってることを、みな知らずにのほほんと生きて居る。

 日常に使ってる自分の言葉、その意味、同じ言葉を使う他人と、その意味は同じ訳がない、それで会話が成り立ってること自体、俺には不思議な光景だ。

 

 さ、今日も仕事だ。

 カギの受け渡しや、エアコンの交換や、いろいろと仕事を入れてある。

 阿呆みたいな渋滞のなかで、無駄な時間を費やすのは、ごめんだな。


黄色いマネー猿の群れが右往左往

2019-08-10 09:45:02 | 銀座の周旋屋

 

 

 黄色い猿の群れが、黄色いマネー猿の群れが、大挙しておなじ動きをするときは、昔から俺はその行動を読んで逆に空いてるエリアで遊ぶことにしてる。

 ぎょうさん、子連れで、阿呆な顔して、おなじ動きに夢中になってるぜ。

 

 安倍・菅や河野・世耕らのチンチクリン政府が、やたら偉そうに強いことばかり言ってる裏には、アメリカの軍需産業をバックにした大メディア・企業群が味方についてくれるという、過去の甘えしかない。

 トランプは、アメリカ国内のそんな旧態大勢力とずっと戦っている立場を、舐めているとも言える。

 冗談ではなくって、北朝鮮から本気のミサイルが1発、決定的な脅しとなって飛んでくるかも知れない。

 大金貢ぎ続けて、なにもかにも言うこと聞いてきたんだから、助けてくれるだろう・・・売女・売男の自惚れ。

 ネット右翼とか、与党の組織票とかは、みなそんな猿の大集団のことを言ってる。

 トランプはアメリカを世界の中心から降ろし、いずれ国内を分割・独立させるという方向で動いておって、その身を退いてゆく世界の混乱エリアは、ロシアと中国が主になって引き継ぐ話も出来ている。

 この数年は、そんなことで米・露・中は密接に動いている。

 貿易戦争なんてものは、それぞれの国家が国内を抑えるための互いの利益のためにやっている。

 大きな流れは、米国は引き下がって解体し、中国やロシアがそのあとを引き継ぐ、世界覇権の交代劇をやってる真っ只中で、日本はその動きには参加させてもらってないばかりか、鎖国させられているのが現状だ。

 国内の世論というバカバカしさ、オツムの足りない解釈や解説、騙されてる国民もみな笑いモノになってる。

 資源を持たない島国で、どうやってこれから食べて生き残って行くつもりなんだろうね。

 劣等感に苛まれてたチンチクリンが、大きな外車に乗って勘違いしてるような、醜いいじめられっ子が集まって、その歪んだ権力欲に没頭してる国。

 裸の大女の上で、威張り腐って腰を振っておっても、その滑稽な姿は笑いを堪えるのが難しい。

 不動産バブルの時代、西洋の国に大挙して出掛けておったエコノミック・アニマルは、黄色猿のもので、そんな醜態をあちこちで繰り広げておったが、その連中がいまの日本の中枢を構成してる。

 ここは、大笑いするところだ。

 その弱い劣等感は、死ぬまでなくならないからこそ、延々とその地位にしがみついている。

 

 金(ゴールド)が上昇してると、ニュースに出てる。

 ニュースなんてものに出ると猿の群れの買いが入るから、そこで売ろうと待ってるものもいる。

 金(ゴールド)は購入するときに消費税を払ってるから、売るときにも消費税が加算される。

 俺みたいに長期で持ってるものは、消費税3%のときに購入してる。

 持ってるだけで、もうすぐ7%の利益が出てくる。

 消費税が10%になれば売る輩も多いだろうからまた下がる。

 世界の政治や経済を24時間、365日、何十年も眺めてると、まだまだ上がることくらいは解る。

 俺は残念ながら、そんなみみっち~売り買いには興味ないね。

 短期は銀、これも想定以上のスピードで上昇してる。

 金と銀の価格格差が大き過ぎると今は思ってる。

 宇宙や地球に生きてる以上、常にバランスは保たれてなければ、おかしい。

 バランスが保たれているから、かろうじて今が平穏で居れる。

 ただいつそのバランスが崩れても、おかしくはない。

 

 人間の欲望を、片っ端から制御して、人間の欲望そのものが悪いモノ、そんな洗脳をすることが近代から現代までの支配者・権力者の仕事だった。

 教育であり、宗教であり、道徳・倫理であり、常識や良識という檻の構築、それでも効かないからこそルールや法律というものを厳しく細かくして、世論や報道や娯楽やスポーツまで利用して、民を雁字搦めにしていった。

 その環境や風土が違うからこそ、いろんな宗教や教育が必要だっただけで、その根本はおんなじだ。

 その結末が、ここ100年くらいに蔓延してきたアレルギーや難病と言われる奇病や、精神・神経の異常事態。

 人間として、健康的に生きること、これは栄養や運動なんて上っ面の話では解らないし、解決はしない。

 その日常の生き方価値観を変えることから始めなければ、どんどん酷い症状になってゆくのは、医学では常。

 我が国では、とくに性・セックスに対する自由度が圧迫されてしまってるから、こりゃ~狂った高齢化社会は無残なことになって行ってる。

 俺のようにあちこちで女を作って、子も作って、みな育て養って、子らは仲良くやってけ!という生き方をしてると、ずいぶんとこの国の性に対する価値観は幼稚で間抜けで狂ってる。

 だからこそ、不倫や浮気といったみみっち~コソコソで終わらない変態遊戯を続けてる。

 堂々としておれば良い。

 堂々とぜんぶ責任を負って生きておれば良い。

 くだらね~大人社会だ。

 

 さ~、真田の昌幸が会いたいと夢に出て来た。

 熱帯夜でも、毎晩2時間くらいで目が覚めてしまうオストメイトのガス抜き地獄でも、愉しみはある。

 勝頼の新事実を、話す気になったかな・・・。


南海トラフに刺激を加える日本人

2019-08-08 09:49:27 | 銀座の周旋屋

 

 草津白根山で噴火観測をしていた大学の教授が、警戒を解くという自治体の判断に異を唱え、まだまだ危険だと言い放って、それでも観光利益を優先する自治体の意見を受け入れず、ならば山を降りて観測は止めると去って行ったこともある。

 浅間山噴火。

 俺の好きな山域だし、この周辺のめぼしい山はほとんど、なんども登り歩いている。

 植物や獣たちが豊富に生きて居る。

 この草津白根山と、浅間山の間の谷に、八ッ場ダムという巨大なダムを作って、ほぼ出来上がっている。

 膨大な量の水をダムに貯めることで、その下流域や周辺では巨大な地震が頻発し、火山が噴火するということは、世界中で地球の地盤・プレートを研究してるものなら、みなその密接な因果関係を知っている。

 イタリアには、完成しても結局は使うことなく放置された巨大ダムすらある。

 四川にも巨大ダムを作って以降、大きな地震は頻発している。

 天然ガスやシェールガス採掘や、二酸化炭素を地盤深くに放出貯蔵する行為は、日本でもあちこちでやっている。

 去年から頻発してる苫小牧周辺の地震、これは苫小牧沖の地盤に二酸化炭素を注入放出することを始めてから起きているし、南長岡の天然ガス採掘場の近くでは、近年地震は頻発している。

 東京湾でも、二酸化炭素を地盤深くに注入貯蔵しようとしている狂った気違いがいることを、言っておこうか。

 地球の、蠢き続ける薄い表面プレートでしか生きることの出来ない人類の、やることではない。

 そうっと刺激を加えないように生きること以外の行為は、すべて自爆テロとおなじだ。

 甘く見すぎだし、人間の自惚れの最たるもんだ。

 高い山に登るものならば、どのエリアがおっかないか? くらいは日本中のことは知っている。

 狂った連中が、あちこちでそんな実験を続けているからだ。

 地震学者も、本当のことを言うと職を失ってしまってる現状では、政府なんざアテには出来ない。

 おなじ金儲けに従順に従う者らだけが、正論だと、メディアは報じ続けている。

 有能な地震学者を排除して、ゼニカネ儲けの学者や専門家だけを優遇する。

 南海トラフが起きると言われているが、日本近海で希少金属発掘調査をするために莫大な資金で創られたプロジェクトがあり、その調査船が、希少金属発掘は採算が合わないという今更な理由で使い道がなくなり、南海トラフの調査船に衣替えしている。

 おっかない海底に深く穴を掘り、地震の調査をするんだそうな。

 宇宙開発や深海開発は、素人には解らないし、経験則がまるでないことだから、湯水のように税金を注ぎ込んでも、だれも文句を言わない、昔から欲ボケ連中が群がって行く場所だ。

 いまや日本人は、南海トラフ地震を、自分たちで起こそうとしている。

 建築や土木の業界は大儲けを企んでいる。

 そんな国に成り果てているのに、小泉の倅と嘘くさい芸能人の結婚で騒いでる国民は、間抜け以上の猿だろう。

 政治外交でもその猿の足元を見られ、アジアでも孤立する方向へと誘導され、どうしようもないね。

 笑うしか、ないだろう。

 大勢の国民が、それを応援してるということだ。

 

 毎年、夏は太平洋の、波のしっかりした海で泳いでいる。

 沖へと、強い波に向かって泳ぐときは、横泳ぎで錐のように突っ込んで行くんだが、今年は切れ味が落ちている。

 や~や~、歳なのかどうか・・・そんなことを考えていたが、よくよく考えると太ったということだ。

 3キロは太ってしまってる。

 いかんわいかんわ、山に登って来なければ、余計な肉が邪魔になってる。

 

 みな、自分の保身と長生き健康のためだけに生きてる。

 その姑息な結論ありきのために、日常の価値観は歪み果ててしまってる。

 本当の保身と、心身の健康とは、運動や栄養ではなくって、いろんな他人をたくさん愛することしかない。

 

 さ、暑い中、仕事をぼちぼち始めるわいな。


広島に原爆が落とされた日だった

2019-08-06 09:00:17 | 銀座の周旋屋

 

 わたしたちは、笑って生きていたかっただけです。

 どうして、こんなことに・・・。

 

 今日は、俺の故郷では、原爆の日という。

 身体がどろどろに溶けて、熱かったろうな・・・いつも想うことだな。

 

 原爆の日や終戦記念日には、大手のメディアはいっせいに綺麗ごとを並べるが、ならば今やってる戦争を煽るような報道姿勢や、安倍の応援団と化してる偏向偽装報道は、そっこく止めるべきだろうと、なんで思わない?

 腐りきった肥溜めには、綺麗な花などもはや咲くこともない。

 ・・・日本は凄いんです! 強いんです! 正しいんです! ・・・と、惨めな最期を迎えている。

 

 大人として、自分のこと、自分の抱える身内のことすらキチンと出来ない奴に限って、他人のため、社会のためだと偉そうな能書きばかり抜かしてる。

 自分の抱える弱い現実から逃げるために、調子の良いきれいごとばかり言っている。

 だから俺は衆を恃まず、あくまでも独りでいろんな関わり合いを30年近く、この銀座でこなしている。

 

 北朝鮮がミサイルを発射し、ロシアは北方4島近くで軍事行動、中国も活発に日本近海で動いてるが、米軍駐留費を5倍にしろという、トランプの要求を後押ししている。

 韓国だけに、なぜか強硬に出てるが、おなじことをロシアや中国には決してやらないばかりか屈している。

 メディアは国民の世論は安倍外交を支持してるとは言うが、俺は冗談じゃないと、はっきり言っている。

 情報や知識の足りない者を洗脳することがCMというもので、高度経済成長はそれで大儲けしておったが、いまでは幼児教育や義務教育で、洗脳しやすい人間作りに力を入れて来てる、偏差値至上教育という奴だ。

 第二次世界大戦の開戦は、そうやって起きている。

 そんな風潮・世論作りにも似ている。

 なんだかな~、阿呆な国になってる。

 

 泣いて謝る、土下座して謝る、殊勝な顔して謝る・・・どれもこれも幼児な大人社会で見慣れた光景になってるが、何年もかけて結果で見せてくれ、これが本当の感想だろう。

 エエ歳こいてんだから、その時は一度黙って去って行くべきだろう。

 

 死にかかって、身体に障害を負っても生き延びて、それはそれで運が良かったのか悪かったのかはわからんが、普通の健常者とは違う身体障害者には、いちいち他人には言わない孤独感や疎外感というものがある。

 そもそもが乱暴で破天荒な生を生きて来た俺ですら、僻みや被害妄想気味な状態に陥ることもある。

 だいたいが、心身ともに疲れてる時だな。

 そういう時はひたすらに山や海で身体を虐め上げ、クタクタになってとっとと寝てしまう。

 健常だった頃には、俺でさえ知らなかった心持ちがあり、そういう時は人知れず、弱い自分と戦ってる。

 あちこちにいる、俺がキチンと育てた子供たちには、迷惑をかけたくはないし、無駄な心配をさせたくない。

 老いるとは、周囲に迷惑をかけずに綺麗に死んでゆく準備でもある。

 ダンディズムとは、そういうことを言うのが本当だろう。