美味しいサツマイモを段ボールいっぱいに頂いたから、すぐにまわりに分けてあげといた。
群馬の豪農と言っても、いまや異常気象のおかげで、多くを持つ者の宿命でもある持つことによる負債に疲れ切っておられるようだったが、この国のお百姓さんはね、足腰の強さと自然との許し合いに慣れておって、荒らされても荒らされても、また耕して種を植えて行く。
ある意味で、地球や宇宙とおなじ、そこに損得・利害など無いがごとし。
ただただ淡々と毎日まいにち畑や田に出ている。
なにがあっても陽は登り、陽は沈む。
そんな行動に勝手に感情移入して、綺麗ごとを並べ立てて消費生活にうつつを抜かしてる都会の人間には、決して真似などできないだろうね。
手をかけた農作物をいつも軽トラックで関越飛ばして届けて下さってる80歳になるお爺さん、ただ感謝です。
だいたいが俺が群馬よりも北の山にいる時に、いつもやってこられて店先に置いていかれる。
・・・どうせまた遠くの高い山の上にいるんだろう??
銀座でもやってる、無農薬がどうたらこうたらのお遊戯会も、そろそろ止めとけや。
流行は予防接種とおなじで、人間のやることにはロクなことはない。
その環境で抵抗力をつけ、鍛えて適応する、これの繰り返しだ。
猛毒となるものは別にして、たいした意味もない予防なんて、逆に免疫や抵抗力を失う阿呆みたいな話よ。
新聞・テレビの旧型報道媒体は、近いうちに解体・破壊される枠組みに入りつつあるようだ。
5Gの時代に、自作自演・誇大妄想・自画自賛、そこでコマーシャルを貼るスポンサー、みなイカサマ常習者、犯罪者だろう。
銀行もまた、旧型金融会社として、衰退の一途をトボトボと歩いているが、クレジット会社もまた同じ様だ。
情報管理されたボケ老人・高齢者たちが死んで行けば、二人三脚も終わりを迎える。
大企業社員も公務員も、みな大ボケをかましてノホホンと暮らしてるが、人間の生活様式も5Gのスピードで一気に変わってくるだろう。
ついて行けるかな?
銀座だの日本橋だの神田・深川だのから青山だのの老舗や有名店の頂き物は年中だけんども、ほぼ右から左へと、手から手へと渡ってゆくだけで、俺の舌を満足させて喉が喜び腹が震えるようなものは、ナニも無い。
30数年前の不動産バブル時にもいろんな豪勢な店で飲み喰いしておったが、それがたとえ魯山人を歓喜させた店であっても、俺にはなんか違う、そんなことだった。
関西から西で生まれ育ったから、マグロはゲテモノ、大トロと言われても箸は向かず、いまでもそんな感じだ。
鯛や河豚やヒラメやエビに蝦蛄、魚は白身が好物のまんまだ。
採れたてのシイタケを山の帰りにもらって軽く火を通していただく、山菜も採れたてが美味い。
地産地消の食いものだけが、島国日本人の胃袋を満足させてくれる、そう想っている。
そもそも都会の高級料理店までガタゴト運んでくること自体が、ナンセンスだ。
美味いものを喰いたければ、その産地で喰う、これが一番の贅沢だろう。
自分の足で現地に向かう。
銀座で本当のことを言って暮らして居ると、総スカンを喰らうのがオチだろうが、俺はいつも本音でペラペラやって30年だが・・・。
美味くない、価値のない、不味いものは不味いんだ。
経営者や料理人の日常の生き方を見ておるから、ダメなものは逆立ちしても、駄目。
さ~、この週末はどこの素敵な山に向かおうか・・・。