毎朝、まんず起きたらお日様に手を合わせて、つぎにご先祖様に手を合わせて、そうしないときっと祟りに遭って神様の怒りに触れて、とんでもないことになる。
これの現代版が、人類の発生させる二酸化炭素やらのガスのせいで、地球は温暖化していて、これを制御しないと人類は滅び、地球はとんでもないことになる。
たいしたもんだぜ、人類ってのは、地球や宇宙の未来まで左右させる力を持っているんだそうな。
ここは、大笑いするとこだ。
ということで、宅建士の更新講習の申込みを忘れておって、急いで飯田橋まで出掛けてきたら2月の7日が最短だとさ・・・その前に俺が死んだら講習費は戻ってくのか?・・・その問いには 否 だった。
地球表面の地盤には、断層があちこちに存在してる。
その深さによって公表してるものと、よく解ってない深いものまで、イロイロとある。
断層にも年中動いている断層と、そうでないものがあり、年中動いている断層よりも普段は静かにしている断層のほうがおっかない。
そもそも地表は常に動いておって、人間が感じない微々たる速度・時間でも、常に伸びたり縮んだりしておることは不動産屋ならみな知ってることだが、それが解ってないボケ作どもは・・・隣地の野郎が勝手に境界標を動かしやがった!!・・・と、赤鬼みたいな顔して大騒ぎしている。
馬鹿じゃ~ね~の、とは俺の一言。
福島の会津は柳津に、赤べこの土産で有名な禅寺がある。
臨済宗大本山円蔵寺という古刹だが、徳川の時代から保護されていた日本三大虚空蔵尊でもある。
ここの奥の院を永く務めておられたお婆さんとは、いろんな旅をともにしたもんだった。
3年前に94歳で空に還るまで、お付き合いがあった。
早く言えば、俺の一番下の、銀座の中学生になる息子のひとりが、そのお婆さんの最初の曾孫になる。
禅寺の奥の院さんだけあって、愉しい意味でぶっ飛んでおられた。
山梨にある武田の菩提寺・恵林寺なんかは電話で気軽に話す仲でもあった。
ここでは言えない面白い会話は山ほどあった。
俺も正直に生きて居る、そのお婆さんも正直に生きて来られた、その会話が愉しくない訳がない。
恐いもののない者どうしの、神々の空言、そんな感じだった。
最後に倒れた動けない病院のベッドで、目だけ笑っておって、口はこう言っておられた。
・・・もう、じゅうぶんに、生きたわよ
約束どおり、笑って送ってあげたもんだった。
人品が気高いとは、どういうことかすら解らなくなってる現代社会では、稀有な気高さだったろう。
博学、90歳超えてもあらゆる話が出来た。
下世話な話から日本だけでなく世界の話もできた。
こういう人物がどんどん減っていってるんだがね~、日本はどこに向かってるんだろうかね~。
そこらを無意味に徘徊してる高齢者なんざ、おなじ人間とは想えない。
70歳、80歳になっても、自分の行動を即決できない優柔不断な爺様や婆様をたくさん見てると、自分の責任を背負って生きていたのかどうかも怪しい、その人の歩んできた道が見えるようでもあるが、これが認知症やボケ老人化していってる訳だから、なにがなんだか対応も難しいことだろう。
俺は30歳半ばに自営を始める時ですら自分で決め、身内にすらガタガタ言わせなかったし、家をキャッシュで買う時すら誰にも相談はせず、いつも自分で決める、即断即決で生きて来てる。
後悔しないということは、その時に熟慮黙考することではなくって、日ごろからそういう生き方をしておればなんでも即断即決を出来ない方がおかしい。
未練や後悔というシロモノは、つまりはその人の生に対する心構えでもある。
家を購入する、家を借りる、オフィスや店舗を借りる、本人だけでなく、まわりの人間も口を挟んで来て、こんがらがってる可笑しな光景は日常茶飯事・・・皆さん大丈夫ですか?・・・の独り笑いばかり増えて居る。
ほんとにさ、皆さん、だいじょうぷですか??