オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

カラマツの森が広がる、初冬の妙

2019-11-04 09:55:36 | 銀座の周旋屋

 

 深夜の暗いうちに出発しても、ここ数年は朝の6時頃には高速がどこも賑やかになって来る。

 退屈なテレビや新聞やネットという報道媒体が、作りモノの時代遅れの世界を延々と自作自演してるうちに、国民はみなそっぽを向いてしまって、それぞれが自分で動くようになってるということだ。

 都会に居て、昼頃にノコノコ起きて、そんな報道媒体を見て都会で群れて蠢く連中とは別の、多くの国民もどんどん増えているという事実は、嬉しいことでもある。

 あとは山や海の混雑するお決まりの場所ではなくって、もっと人のいないエリアへと入って行って欲しいもんだ。

 トラブルやアクシデントの数をこなして行けば、何処へ入って行っても平気になる。

 なんでも自分で出来る、そういう日本人がどんどん増えて行って欲しいと思うね。

 

 ・・・ということで、仮眠2時間で深夜の暗いうちにこの週末は関越に乗った。

 洪水被害の大きかった信州のもっと奥、観光地のあちこちの滝もみな土砂崩れや崩壊で通行止めになっていた。

 紅葉はいまがピークだろうほどに、山が明るく燃えていた。

 一面がカラマツの紅葉、そんな景色を見たかった。

 雲海の向こうには高い山々が水墨画のように並んでいる。

 いつもの光景だと言えばそうだが、ここ2週は遠望が利かなかったから、久々に深呼吸が気持ち良かった。

 高い山の頂は、すでに氷点下の季節だ。

 冬がやってきたということだ。

 

 さ、仕事を始めるっぺよ。