![泥 憲和](https://fbcdn-profile-a.akamaihd.net/hprofile-ak-xap1/v/t1.0-1/p160x160/10733996_396988990451938_6278974506347065974_n.jpg?oh=13732acfbaf8e38b9c693abde899aaf0&oe=5591F498&__gda__=1435926429_3bb175f659d10651d8994655c0042664)
【ふざけんじゃねえぞ、アメリカ!慰安婦についてウソつくな!】
私はアメリカの教科書が慰安婦についてデタラメを書いていることに怒っている。
そこで、日本政府に対し、以下の声明を発表するよう求めたい。
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◆アメリカの歴史教科書会社および歴史学者に抗議する日本政府の声明(案)
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アメリカの出版社マグロウヒル社は、そのハンドブック『伝統と遭遇:過去に対するグローバルな視点』において、「日本軍は14〜20歳の約20万人の女性を慰安所で働かせるため強制的に募集、徴用し、『慰安所』と名づけられた軍施設で働くように強要した。日本軍は、このような事実を隠蔽しようと多くの慰安婦の女性たちを虐殺した」と記述している。
上記記述はあからさまな虚偽を含んでおり、少なくとも以下の諸点において不適切であるので訂正を求める。
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1 「14〜20歳」ではない
1926年生まれの元慰安婦金福童さんは、1939年に14歳で慰安婦にされたと証言している。
1923年に生まれたのなら、1939年は13歳である。14歳というのは、日本の風習で言ういわゆる数え年なのである。
この証言は日本軍の公文書「第16軍司令部同直轄部隊朝鮮人留守名簿第4課南方班」と、日本軍の公的戦史により、事実であることがほぼ明らかであるので、強く訂正を求める。
また慰安婦の上限年齢が20歳ではないことは、米軍の「ミッチナ捕虜尋問調書」に記載されている年齢が最高で31歳であることから明らかである。
よって、「日本軍は14〜20歳」という箇所は「日本軍は13歳〜31歳」と訂正願いたい。
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2 「約20万人の女性」ではない
この数字は自民党の代議士荒船清十郎の以下の演説に触発されたものと思われる。
「朝鮮の慰安婦が14万2000人死んでいる。日本の軍人がやり殺してしまったのだ。」
上記演説は1965年11月20日、選挙区における「秩父郡市軍恩連盟招待会」で行ったものであり、彼が日本と韓国の戦時賠償交渉でいかにも活躍したかのように見せかけるために作り上げたホラ話である。
「戦争中朝鮮の人達もお前達は日本人になったのだからといって貯金をさせて1100億になったがこれが終戦でフイになってしまった。それを返してくれと言って来ていた。それから36年間統治している間に日本の役人が持って来た朝鮮の宝物を返してくれと言って来ている。徴用工に戦争中連れて来て成績がよいので兵隊にして使ったが、この人の中で57万6000人死んでいる。それから朝鮮の慰安婦が14万2000人死んでいる。日本の軍人がやり殺してしまったのだ。合計90万人も犠牲者になっているが何とか恩給でも出してくれと言ってきた。最初これらの賠償として50億ドルと言って来たが、だんだんまけさせて今では3億ドルにまけて手を打とうと言ってきた。」
このように、彼は日本の戦争犯罪をとことん値切り倒して韓国に一泡吹かせてやったと自慢しているのである。
そういえば自慢になると思っているのである。
14万2000人も亡くなっているのなら、慰安婦総数が20万人ならなお少ないことになるが、もちろんこのような数字には何の根拠もなく、口からでまかせなのである。
我が国にあってはこのような無責任かつ非人道的なデタラメを公言する人物が大物とされ、政治力を有することがあり、総理大臣をはじめとして各種の公的立場につくことが少なくない。
彼らはありもしない歴史をとくとくと語ることがしばしばなのであって、公的な立場から発せられた政治家の発言であるからという理由のみで、責任をもって語られたかに扱うのは、我が国の政治風土に対する無理解もはなはだしい。
我が国がそういった特異な国であることを無視しないでいただきたい。
権力を背景にホラ吹き政治家が適当に語ったものを真実であるかのように教科書に採用することは差し控えていただきたい。
慰安婦問題について日本政府の立場を代弁しているのではないかと言われている歴史学者の1人である秦郁彦教授は、慰安婦総数を約10万人と推定していることを付言しておく。
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3 「強制的に募集、徴用した」のではない。
朝鮮半島から強制的・暴力的に労働力を徴発し、また国家総動員法を用いて徴用したのは事実であるが、それは一般労働者に限られており、慰安婦はそもそも一般社会に対してなるべく秘せられた存在であったから、そのような大々的かつ公然とした強制力の発動はなかったのである。
慰安婦の募集はもっぱら詐欺・ペテンの手法で行われた。
むろん詐欺的手法で本人の意思に反して移送し、就労させるのは誘拐に当たるので、そこに強制性を認めることはできる。
また多くは「身売り」の方法が用いられている。これは人身売買である。
しかし「徴用」した事実は、少なくとも記録上は一件も認められていないのである。
そこで、当該箇所は「人身売買、詐欺、ペテン、誘拐の手口で募集された」と表現するのが正確である。
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4 「日本軍は、このような事実を隠蔽しようと多くの慰安婦の女性たちを虐殺した」
このようなことは一切記録に現れておらず、完全なる虚偽記載である。
日本軍が慰安婦を殺害した動機は、玉砕を強制したとか、足手まといであるとかが理由であったと考えられる。
そもそも日本軍は慰安婦制度が違法であるとか悪であるという認識を有しておらなかったのであるから、隠蔽する動機がないのである。
補給もままならず、弾薬も食料もないような最前線にも、慰安婦だけはいたのが日本軍である。
女を引き連れて戦場を歩くことを恥とも思っていなかったのだから、隠蔽を理由に殺害するはずがないのである。
以上、日本軍と日本社会の名誉にかけて、誤った記述の訂正を強く求めるものである。
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