経済的徴兵制への入り口?自衛官募集①中学卒業生へ②高校卒業生へ③大学在学生へ
※中学生卒には高校卒業資格、高校生卒には学士が与えられ、衣食住付きに月10万円弱(高卒は10万円超)と年2回の手当。大学在学生には月5万円超の奨学金が、そして数年自衛隊勤務すれば返還免除となる!
![自衛官募集ホームページ Japan Self Defense Forces](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/common/img/logo_siteTitle.gif)
将来陸上自衛隊において、高機能化・システム化された装備品を駆使・運用するとともに、国際社会においても自信をもって対応できる自衛官となる者を養成するために、
中学校卒業予定者等を対象に採用する制度です。
そのため、個人の適性に応じて、幅広い教養と豊かな人間性を養い、将来陸上自衛官として大きく進展できる基礎を作ります
生徒の待遇
身分 | 特別職国家公務員 |
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生徒手当 | 月額 94,900円(平成25年4月1日現在) ※生徒手当については、法律の改正により改定される場合があります。 |
期末手当 | 年2回(6月、12月) |
衣食住 | 全員が駐屯地で生活し、宿舎は無料で、食事・被服類・寝具については、支給または貸与 |
休日・休暇 |
週休2日制、祝日、年末年始休暇等
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教育及び卒業資格
高等学校の普通科と同等の教育を受け、併せて技術的な識能を有する陸曹として必要な各種技術の専門教育、防衛基礎学や各種訓練を受けることになります。
また、提携する通信制高等学校に入学し、生徒課程修了時に高等学校の卒業資格を取得することができます。
(2)高校卒業生へ
防衛大学校学生とは
将来、各自衛隊の幹部自衛官となる者(パイロット要員含む)を4年間の修業期間において養成する制度です。
防衛大学校で学び幹部となる者は、広い視野を持 ち、科学的な思考力を養い、豊かな人間性を培うことが必要です。
また、創造力と活力に富む優れた自衛隊のリーダーになるため、知育以外に、徳育と体育を重 視しています。
その結果、部下への思いやりや組織を動かす上での技術を学び、信頼される幹部へと成長していきます。
学生の身分
学生の身分は、特別職の国家公務員です。修業年限は4年間で、本科を卒業し、独立行政法人 大学評価・学位授与機構の行う審査に合格すれば、学士の学位が授与されます。
学生の待遇
(入学金、授業料は無料)
全員学生舎に居住し、被服、寝具、食事などが貸与又は支給されるほか、毎月学生手当(平成26年4月1日現在:108,300円)が支給されます。
また、6月、12月には期末手当(いわゆるボーナス、年約319,000円)が支給されます。
(3)大学在学中の学生へ
自衛隊貸費学生制度とは?
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/recruit/02.htmlより引用
現在、大学および大学院(専門職大学院を除く)で、医学、歯学、理学、工学を専攻している学生で、
卒業(修了)後、その専攻した学術を活かして引き続き自衛隊に勤務する意志を持つ者に対し防衛省より学資金が貸費される制度です。
http://www.mod.go.jp/pco/sapporo/pdf/recruit/scholarship.pdfより一部引用
★ 学資金の貸与
毎月54,000円(平成24年4月1日現在)を貸与
※ 貸費学生でなくなった場合、自衛隊員となった者が退職した場合は学資金の
返還義務が発生します。
ケース1:大学3年生から大学卒業までの2年間、貸費学生として総額1,296,000円の学
資金を受けた場合
⇒ 4年以上勤務した場合は返済免除、4年未満で退職した場合は全額返済
ケース2:大学3年生から大学院卒業までの4年間、貸費学生として総額2,592,000円の
学資金を受けた場合
⇒ 6年以上勤務した場合は返済免除、4年未満で退職した場合は全額返済
4年~5年で退職した場合は864,000円~432,000円返済(勤務期間による)
★ 研 修
入隊後速やかに環境に適応できるように夏休み期間中、自衛隊の研究開発
機関、部隊等において約1週間程度の夏期研修が実施され、予め・・・
平成24年度の夏季研修の実績
● 実施期間 平成24年7月17日(火)~7月26日(木)
研修内容:防衛省の装備品等研究開発、陸・海・空自衛隊の主要装備品研修、集団生活の体験等
約10日間にわたり各種研修ができる貸費学生にしかない大変貴重な機会です。
また、将来の陸海空の同期が一同に会し、絆を深めることができます。
≪関連≫
(1)経済的徴兵制はもう始まっている? (2)徴兵制否定は絵空事!
中高生に、いっせいに自衛隊員募集のはがき・封筒が届いた!
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http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/index.html
【学校・教育機関一覧】
自衛隊には、高度な専門知識や国家資格等の習得を目的とした各種の学校・教育機関があります。防衛大学校学生、防衛医科大学校学生、高等工科学校生徒は特別職国家公務員として身分が保証され、学業に加えて自衛官となるための訓練も行われます。
![防衛大学校](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto01.jpg)
幹部自衛官となる者を育成します。
専門学科として人文社会科学系、理工学系あわせて11学科があります。
![防衛医科大学校](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto02.jpg)
医師である幹部自衛官となる者を育成します。自衛隊の任務遂行に必要な医学知識と研究能力、臨床の教育訓練を行います。
![防衛医科大学校看護学科](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto04.jpg)
保健師・看護師である幹部自衛官となるべき者を育成するコースです。
4年間の教育を受け国家資格の取得を目指します。
![陸上自衛隊高等工科学校](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto03.jpg)
将来、高い技術力と国際社会への対応力を備えた陸上自衛官となる者を育成します。中学卒業者等を対象として教育訓練を行います。
![海上自衛隊小月教育航空隊](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto05.jpg)
海上自衛隊幹部自衛官としての素養教育からパイロット及び戦術航空士となるために必要な専門知識の教育訓練を行います。
![航空自衛隊第12飛行教育団](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto06.jpg)
防府北基地(山口県)内にあり、主に航空学生の教育訓練や、航空機の「初級操縦課程」の訓練を行います。
![陸上自衛隊幹部候補生学校](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto07.jpg)
陸上自衛隊幹部自衛官としての資質を養い、初級幹部として職務遂行に必要な知識・技能を修得させるための教育訓練を行っています。
![海上自衛隊幹部候補生学校](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto08.jpg)
海上自衛隊幹部自衛官としての資質を養い、初級幹部として職務遂行に必要な知識・技能を修得させるための教育訓練を行っています。
![航空自衛隊幹部候補生学校](http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/education/img/orgImagePhoto09.jpg)
航空自衛隊幹部自衛官としての資質を養い、初級幹部として職務遂行に必要な知識・技能を修得させるための教育訓練を行っています。