新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

新潟のシギ・オオハシシギ

2014-12-18 16:28:52 | シギ科
 オオハシシギ 学名 Limnodromus scolopaceus 英名 Long-billed Dowitcher
 オオハシシギは,新潟県では稀な旅鳥,または冬鳥と見られます.福島潟の蓮池で観察できました.夏羽ですが,赤褐色味が薄いので,若い個体かも知れません.

 蓮池で餌を探すオオハシシギ. 
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

 

 長い嘴が特徴的です.
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

 

 嘴を泥中深く差し込んで餌を探します.
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

 

 足は,黄緑色をしています.
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟



 「伸び」をしましたが,決定的な瞬間を逃してしまいました.それでも初列風切と尾羽の模様は撮ることができました.
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

新潟のシギ・タシギ

2014-12-18 11:28:23 | シギ科
 タシギ 学名・Gallinago gallinago 英名・Common Snipe
 タシギは,新潟県では冬鳥です.水田や河川,湖沼などの水辺で観察されます.1羽か数羽で見ることが多いのですが,時には30羽以上の群れでひしめき合っていることもあります.稲や草の株元にうずくまっていると,なかなか見つけ出すことができません.「ジェッ」と鳴き,飛び立ってようやく「ここにいたのか」と気づくことが多いです.

 雪の水田に群れるタシギ.
撮影日時 2010.01.16 撮影場所 新潟県新潟市


 「伸び」をするタシギ.次列風切の先端が白いのがタシギの識別ポイントのひとつです.
撮影日時 2010.01.16 撮影場所 新潟県新潟市


 タシギの争い.右側のタシギが胸を反らし,直立姿勢でほかのタシギに近寄ります.対する左側のタシギも同じような姿勢をとります.右側のタシギがさらに近寄ると,左側のタシギが普通の姿勢に戻り,その場から逃げ出しました.嘴が触れ合っているように見えますが,直接的な接触はありませんでした.2羽の背の色に違いがあるのは,性差または年齢差によるものでしょうか?
撮影日時 2010.01.16 撮影場所 新潟県新潟市


 尾羽を開くタシギ.タシギの尾羽は,普通14枚だそうです.
撮影日時 2010.01.18 撮影場所 新潟県新潟市


 水田でひしめき合うタシギの群れ.
撮影日時 2010.01.31 撮影場所 新潟県新潟市


 雪の上のタシギ.雪の上では,保護色も役に立ちません.
撮影日時 2010.02.07 撮影場所 新潟県新潟市


 タシギの背面.嘴が細く,長いです.タシギは,ジシギ類の中で,一番嘴が長く見えます.
撮影日時 2010.02.20 撮影場所 新潟県新潟市


 タシギの飛翔.
撮影日時 2011.05.04 撮影場所 新潟県新潟市