コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

神奈川県を歩いていました。箱根湯本→小田原→大磯→平塚

2012-02-26 21:25:47 | 東海道
今日は、去年箱根を越えた時に箱根湯本で終わっているのでその続きからです。
今日の天候はこの東海道を歩いてから初めてどんよりと曇っていました。全く気にならない位の小雨も時々降っていました。

箱根登山鉄道乗り換えの前に小田原駅を撮影しました。

箱根湯本駅で出発を待つ箱根登山鉄道。

去年は箱根湯本まで歩いたのですが最後早雲寺から早雲公園を越えて箱根湯本駅まで歩いてしまったので、今日は早雲寺前まで戻ってリスタートです。箱根湯本に着いたときはいつ雨が降り出してもおかしくない空模様で、早雲寺まで歩いていく途中は小雨も降っていました。
早雲寺は前回は横を通っただけでした。(疲れきっていて余裕がなかったのでしょう)改めて見てみると落ち着いた雰囲気の寺です。朝早かったので中は見てきませんでしたが結構広い敷地の寺のようです。ここから少し歩いて行くと三枚橋で国道1号に出て行きます。ここは箱根駅伝のコースになっています。テレビでよく見ました。
そこを小田原までは下り道になります。国1と箱根登山鉄道を付かず離れず行くと小田原市に入って行き道路も広くなり交通量も多くなっていきます。小田原というと小田原城が真っ先に思い出されます。昔よく遊びに来ました。
小田原の市街地に入って行くと最初に目につくのが城を模った「外郎(ういろう)」の建物、もちろんういろうを売っていますが外郎博物館も併設しています。

 早雲寺。今日はここがスタート地点です。

 小田原の外郎。

小田原城も見に行ってみたくなりちょっと寄り道してみました。過去はすべて駅から歩いて行ったので市街地側から入るのは初めてです。掘りもめぐらされており落ち着いた佇まいをみせていました。常盤木門や銅門も復元されています。天守閣前まで行って中には入らずに東海道に戻ってきました。天守閣を見て小学校1年の夏休みに家族でここに来た事を絵日記に書いた事を思い出しました。

  
小田原城の常盤木門(左) 天守閣(中) 銅門(右)

なりわい交流館というかつての建物を復元した物も残っていて宿場町の面影を感じました。その後は商店街を抜け国道1号線に合流します。酒匂川を越え次の大磯宿に向かいますが国道1号を一部外れる所もありますがそれ以外は退屈な道が続きます。国府津付近で海が見えてきますが今日は曇って遠望が利きません。
長かった小田原市が終わり二宮町に入ってもひたすら国道1号を歩いていきます。正月だったら箱根駅伝でさぞ賑やかだろうと思いながら歩いていきます。

小田原「なりわい交流館」

 酒匂川を渡って行きます。

 やっとの思いで二宮町に入りました。

 
大磯町に入ります。大磯宿までもう少し。                     大磯の松並木

やっと大磯町に入り松並木も見えて東海道の感じがしてきました。そして大磯宿に入って行きますがこの宿は史跡も余りありません鴨立庵という日本三大俳諧道場の一つがありましたが外から眺めるだけでした。しかし小田原宿からここまで遠かった。

  
(左)鴨立庵 (中)湘南発祥の地碑  (右)同志社設立の祖、新島襄終焉の地碑

今日は曇って気分が乗らないのかペースが悪く、足がとても痛くなってきました。今日は大磯で終了しようかとも思いましたが大磯と平塚の間はそう遠くないので最後の力を振り絞ります。

大磯から平塚方面に行くと「化粧坂」という坂が出てきます。そう長い坂ではありませんが坂の頂上付近で東海道線が走り東海道を通せんぼしてしまいます。ここでは地下道で向こう側に渡ります。この前静岡市でもこんな事がありました。
東海道線の反対側にでると今度は坂の下りになり、下りきるとまた国道1号に合流します。
 
化粧坂と化粧井戸

その後花水川の橋を渡って少し行くと平塚市に入ります。後ろを振り返ると「高麗山」があり広重の平塚宿にもその山が描かれています。この後は平塚駅に向かい途中問屋場跡や本陣跡等の碑を見ながら歩きます。
平塚駅に着いた時は疲労困ぱいでした。
 広重の平塚宿にも描かれている高麗山

  
(左)平塚市に入ります。もう少し! (中)是より東平塚宿 (右)今日のゴール平塚駅

しかしこれで神奈川県制覇も射程距離内に入ってきました。神奈川・静岡・愛知はあと2回づつ位で制覇できそうです。アクセスから静岡が最初になるのでしょうか。
次回はどこを歩くにしてももう少しいい体調で臨みたいのですが、この後は花粉症の季節がやってきます。ちょっとすぐには難しいかな。