コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

スポーツ界の暴力、パワハラを考える。

2018-09-13 22:22:06 | スポーツ
最近スポーツ界のパワハラや監督コーチの暴力の報道が頻繁に伝えられています。
今、体操界を揺るがす宮川選手に対してのコーチの暴力、体操協会の塚原夫妻のパワハラ疑惑、その前は日大アメリカンフットボール部の監督コーチによる選手に対する行き過ぎた反則指示。
つい最近では日体大駅伝部の監督解任、そして今日は埼玉県の正智深谷高校女子バレーボール部監督の体罰。
これでもかという位報道されています。

コヤチンは昔の時代に生きていましたから部活での先輩に対しての厳しい関係、スポーツ以外でも小中学校の教室では体罰は当たり前。
コヤチンなんかは小学校時代「よそ見をしていた」という事で平手打ちされた事があります。
その時の小3・4年の担任は今でも許し難い存在です。
でもそれが当時は不思議な光景と映らなかった事が今となっては怖いですね。

今の指導者たちもそんな時代に選手だったりして育ってきていますので自然とそのような指導をしているのでしょうか。
今は時代が違ってきているという事を指導者も認識して行かなくてならないのかもしれません。
監督やコーチ又は先輩には絶対服従。監督が「烏が白いと言ったら白い」と言わなくてはならない体質はもうアナクロニズム(時代錯誤)にならなくてはならないと思います。

会社でも以前はパワハラが横行していました。
パワハラなんかされると考えがネガティブな方向にしか向かわないと思います。
スポ根アニメの様に厳しく突き放してそこから這い上がる美徳という物に日本人は酔い過ぎていたんじゃないでしょうか。

海外の指導者はどうしたらモチベーションが上がるのかポジティブに指導しています。
先日のテニスの全米オープン女子シングルスを制した大坂なおみ選手のコーチサーシャさんは試合が上手くいかなくてネガティブになっている状態でも、「なおみならできる、なおみならできる、なおみならできる」とポジティブに彼女の心を支え続けたそうです。

威厳だけで指導する時代って曲がり角を過ぎているんじゃないかと思う今日この頃です。