コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

駒大逆転優勝、創価大大健闘の準優勝。

2021-01-03 22:44:17 | スポーツ
昨日に引き続き箱根駅伝の復路のレースを見ていました。
このレース終始創価大が安定したレース運びで追ってくる強豪校に差を付けて行きます。
2位は強豪の駒沢大が追ってきますが、タイムのアドバンテージがあるため無理しない走りで差を詰められません。
6区から9区までは完全に創価大の思惑通りのレース運びでした。

9区で創価大の石津が区間賞の走りで2位駒澤大に3分19秒差、このレース創価大の初優勝と思われました。10区だけで逆転するには差が付きすぎています。
ところがこの区間の中盤以降、創価大小野寺の表情が苦悶の表情に変わります。ランニングフォームも不安定になってきます。
しかし何とかゴールまではもつだろうと思いました。
しかしその後更に失速、ゴール間近の20.8km地点、後ろから来た駒澤大の石川にかわされてしまいます。

このまま駒澤大は逆転でゴールイン、13大会ぶり7度目の優勝となりました。
50秒あまり遅れて創価大がゴール、手の中に収まりかけていた優勝がスルリとこぼれてしまいました。
しかし諦めずに追った駒澤大も素晴らしい優勝でしたが、今大会を終始盛り上げた創価大も大健闘でした。
これで駒澤大は全日本と合わせて2冠を達成しました。

昨日まさかの12位に沈んだ優勝候補の青学大は復路は実力を発揮して4位でゴール。復路優勝を果たし面目躍如といったところでしょうか。
シード権を得た10校は優勝の駒澤大と準優勝の創価大に続き
3位東洋大、4位青学大、5位東海大、6位早稲田大、7位順天堂大、8位帝京大、9位國學院大、10位東京国際大となりました。
優勝候補の呼び声高かった明治大は10位と26秒差の11位で涙をのみました。

今大会はコロナ禍の中で開催されました。選手達は口々に開催して頂いた事に感謝を述べていました。
様々な大会が中止となる中、開催の方向性を探って行った主催者の関東学連やスポンサー、多方面の関係者の方々の尽力のおかげだと思います。
その中でこんな感動的なレースが繰り広げられたことを嬉しく思いました。
ありがとうございました。

優勝しました駒澤大の皆さんおめでとうございます。
大健闘で堂々の準優勝の創価大の皆さんおめでとうございました。

来年はコロナが去って大歓声が沿道に戻ってくることを期待したいと思います。