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5月7日
金森山新善光寺参拝




四国八十八ヶ所第37番岩本寺から第38番金剛福寺の間、高知県土佐清水市の遍路道の中ほどに「四里四拾丁」の丁石がある。他の丁石より一回り大きなこの丁石に大きく「新善光寺」と彫られている。
「四里四拾丁」の由来を調査したこともあり、どのようなお寺だろうか、一度訪ねてみたいと思っていた。
丁石には「作 勝中村」とある。現在の津山市中村である。鳥取へ向かう国道を少し入った小高い丘陵地にお寺はあった。
きれいに整備された白い砂利と緑が映える芝生の境内は広く、ミニ八十八ヶ所を巡拝できる。
ご住職は葬儀の準備でお忙しいところであったが、快く応じてくださり、お話しを伺うことができた。
「四里四拾丁」の丁石の拓本も見せてくださった。表装し掛け軸にしている。現地でみるより一段と大きく立派に感じ、感動した。
また遍路道に関する資料も拝見させていただくことができた。
ありがとうございました。
高貴山菩提寺参拝





平安時代に浄土宗開祖の法然上人が9歳から13歳まで修行されたお寺
国道から外れた山中、麓から300メートルほどの高さを登る。
境内の各所にかわいい石仏が置かれている。周りの静けさ、風景にとけ込んでいる。
石仏のひとつに
お寺は生きている間に来るところです
死んでからでは遅い
お経は生きている間に聞く教えです
死んでからでは遅い
お釈迦さまは死んでしまった人のためには
一言も教えを説いていない
生きている間に旦那寺へ行きなさい
円光大師(法然上人)