般若心経

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2023-09-09 | Weblog

 笑う門には


若返りの秘訣は まず笑顔から

 昨日の日めくりです。
化粧品メーカ アテニアの調査によると、‟若く見える人は良く笑う„という調査結果が出ているそうです。
毎日毎日笑って過ごしたいものです。
しかし、同調査によると20~50歳の大人が大人が1日に笑う回数の平均は13.3回、これに対して就学前の子どもは1日400回くらい笑うそうです。
 子どもがよく笑うというのは大人に比べて持っている情報量が少ないからです。大人はそれまでの経験からあるイベントが発生すると、過去の経験から得ている情報により生じ得るあらゆる可能性を一瞬のうちに生成し、そのすべてに対する策を考えようとするから、笑う暇などないのです。
例えば急に家族で明日遊園地に行くことになったとします。
そのとき、子どもは瞬時に遊園地のアトラクションやレストランを思い浮かべて大喜びします。
これに対し、大人はそうはいきません。明日の天気、交通、混雑具合、スケジュール、経費などすべてのものを満足させることのできる解を求めて、頭の中は輻輳状態になります。笑うどころではありません。加えてその次の日の仕事の段取りでもあればミニパニックになっているかもしれません。
大人の笑う回数が少ないというのはこういうことが原因でやむを得ないことです。
 アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームスは「人は楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」と言っています。またイギリスの心理学者リチャード・ワイズマンは「人はあたかもそれを体験したかのように行動しさえすれば、いかなる感情でも望み通りに作り出せる」と言っています。
楽しい情景を思い浮かべるだけで、楽しくなるのです。
笑っていれば楽しくなります。
 まあ、むずかしいことは考えずに、子どもたちに倣い、にこにこと毎日を過ごしましょう。

「笑う門には福来る」